えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

『新春豪華どっきり祭り! 3時間半SP』

 
もう各所で散々語られていますがこれが素晴らしい内容でした。概要としてはモーニング娘。のメンバーを騙して1箇所に就寝させ、その建物の壁が突如解放されるという寝起きドッキリ。メンバーが目を覚ますとそこには400人のファンが臨戦態勢で盛り上がっており、コンサート用の音楽が流れだす。さぁ、モーニング娘。は寝起きで歌って踊れるのか!? というもの。分解する家屋のセットに、エキストラとして400人のファンを動員しての泊りがけのロケと、かなりの大かりな内容であり、それに相応しく番組冒頭…つまりは「つかみ」で放送されるなど破格の扱いの良さです。


■ヲタとして
まずヲタ的にはメンバーのパジャマ姿・寝起き姿を見られましたし、初めてのメンバー同士のお泊りでハイテンションではしゃぐ姿が拝めたわけで、その「萌え」の獲れ高は測り知れません。りほりほのパジャマ、ちゃーちゃんを抱いて寝る香音ちゃん、さゆの蒲団に潜り込んでいるまーちゃん、だーさんの叫び、眼鏡フクちゃん、どぅの寝癖、etc…。冷静にコンタクトをつける飯窪さんなんかもおいしかったですし、香音ちゃんのぽっちゃりネタも解禁されていました。これは今後メディアの中で娘。が活躍する上では大きな一歩ですよね。



■お茶の間へのこの上ないアピール
しかも今回はファン以外のお茶の間の視聴者にも大いに娘。をアピールすることができる内容でした。冒頭のナレーションからし
「3作連続オリコン1位を獲得し、今年ソチオリンピック公式応援ソングを担当するなど、今のりにのっているモーニング娘。’14!」
ですよ。お正月のゴールデンタイムにこれだけ語ってもらえるだけでもその宣伝効果は凄まじいものがあります。さらにメンバーが起きる前には
「一糸乱れぬフォーメーションダンスが披露できるのか!?」
と煽って今のモーニング娘。の売りがフォーメーションダンスであることも伝えてくれていますし、2曲目に移るタイミングでは
「続いて新曲『What's is LOVE?』。ここでモーニング娘。'14が魅せる!! 寝起きから2分30秒、見事なフォーメーションダンス!」
これらを全部テロップつきで語ることでこれでもかグループの売りをアピールしてくれました。そもそも『LOVEマシーン』だけでなく新曲を丸々一曲歌わせてくれたというのも破格の扱いです。


メンバーに関していえば、メンバー同士仲が良いということ、天真爛漫な10代の少女たちであるということ、そしてそんな少女たちがファンの前ではプロの顔になって最高のパフォーマンスを披露するということ、このあたかも美少女戦士の変身前・変身後のような、素の少女とプロのアイドルという両方の魅力をお届けできたことは大きかったと思います。


■素晴らしい"番組"だった!
ドッキリのフォーマットとしても誰も傷つけない内容なのがいいじゃないですか。誰かを酷い目に合わせてそれを笑いものにするような下品さがない。誰かが本気で心配して心を痛めるようなこともない。アイドル本人はもちろん、観客役で出演したヲタも「変な人」として扱われていない。ドッキリ対象にとってもファンにとっても得しかないということで、他のアイドルファンからも「このフォーマットで自分たちが応援しているアイドルに仕掛けて欲しい」という感想が多数見られました。
(参考:【嵐】モー娘の「寝起きコンサート」⇒嵐でもやっての声が多数起こる事態に



一昔前と違うのはいろんな立場で参加した人の生の声が聞けることですね。


こちらはエキストラで参加したヲタと番組のスタジオ収録部分を観覧した人の感想まとめ
2014/01/02モーニング娘。寝起きコンサートどっきり現場レポート


こちらは「癒してハロプロ」さんの記事で、番組ディレクターのつぶやきを取り上げたもの。
菅剛史D「モー娘。とファンの間に絶対的なパイプがあるんだと確信しました。それはとても幸せな関係ですね」


そして番組で共演した藤田朋子さんのblog
アイドルって。



それぞれ違う立場で関わった人たちが皆絶賛しているのって凄いことですよね。そして私個人として今回のドッキリ番組で何気に大きかったなと思うのは、今の時代のアイドルとファンの関係を実は初めてちゃんと見せることができたんじゃないかって事です。続きます。




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