えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

テレ東音楽祭(初)

テレビ東京が開局50周年を記念して開かれた初の音楽祭。でも格式ばり過ぎず、テレ東らしいローカルテイストはそのままで、出演者も適度にリラックスした良い空気の音楽番組であったと思います。そんな中に「テレ東出身の国民的アイドル」として当然我らがモーニング娘。も出演。現役モーニング娘。と石黒さんを含めたOGメンバーとの共演だったのですが、中でも約2年ぶりにタレント活動復帰となった後藤真希が出演していたことが話題の中心となっていました。ごっちんは注目の人として話をふられるも、ポワポワとまとまらないトークは相変わらずで微笑ましくもありw まったく衰えないスター性とツインテールが最強でしたわ。


OGは「黄金期」と呼ばれていることを意識してか金色の衣装で、初期メン:中澤、安倍、飯田、石黒の4人の『モーニングコーヒー』から、保田、後藤、吉澤、石川を加えて『LOVEマシーン』→『恋愛レボリューション21』というメドレー構成。飯田さんの「ディアー!!」、ごっちんの「DISCO!」、彩っぺの「明るゥイ!」、裕ちゃんの「み・だ・ら〜」、なっちの「オールオブザナーイ!」など立て続けに放たれる「本物!」感。歌パートと歌うメンバーの個性が不可分に結びついている強さを見せつけてくれました(それだけに最後の「ラブマッシーン」と「ソッカモン!」が矢口じゃないのが残念でしたが…)。それぞれが外での活動でキャリアを積んでパワーアップした上で集結しているので、豪華なヒーロー集結感! コスト8までのデッキの中にコスト23ぐらい無理矢理詰まってる感じ? そして活動期間の中でも最強の曲をチョイスして披露してるんだからそりゃあお強いです。まさにタレント力と曲の力でねじ伏せる圧巻のパフォーマンスでした。


OGに続いて現役娘。は『Password is 0』を披露。さすがに貫録があり過ぎたOGメンに比べれば若い、と言うか「小娘」な感は否めません。いや、アイドルとしてはこっちが適正なんですけどね(汗 正直『恋レボ』での大盛り上がりの後だとかなり不利にはなってしまう…というか単純に音が一瞬寂しくなるんですよね。でも今あるものを出し切ってベストパフォーマンスを見せてくれました。ソロパートを快心の出来で決めた後の鞘師の笑顔が弾け過ぎててちょっと笑ってしまいましたw 可愛いじゃねぇか。


今のモーニング娘。にとって最大のライバルである「黄金期の娘。」との直接比較を見て、いろいろ課題は見えた気がします。やはりメンバー1人1人がタレント力を伸ばし、それを自分のパートで最大限に活かすこと…。それが達成できた時こそ、フォーメーションダンスから卒業する時なのかもしれません。やはりユニゾンで同じフリを一斉にすることの強さと迫力みたいなものも見せつけられた気がしますからね。フォーメーションダンスだと引きの絵にならざるを得ないのでどうしても画面が弱くなってしまいますから。