えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

小田ちゃんの自撮りの不思議な距離感

上記のような視点で言うと、小田ちゃんの自撮り写真は、なんとなく彼女が自分自身を俯瞰で見ている心のありようがその写真の中に感じられて、見ていて不思議な感覚に陥ります。


年頃の女の子にしては、そこに「私可愛いでしょ!」という自意識はどこか希薄で、
「私の顔でこんなに可愛い写真が撮れましたよ」
というぐらいの距離感。そこに自意識との距離があるからこそ、普段の彼女とかなり印象が変わった写真でも気にせず載せることができるんじゃないか、とか。


思えばこの自意識との不思議な距離感というのは、加入当初から見られた小田ちゃんの特徴とでも言うべきものでした。そういう風に自分自身を突き放して見ることができる冷静さがあるからこそ、加入が発表されて初めて立ったステージでもあれだけ落ち着いていられたのでしょう。また加入当初は自分以外の若手メンバーが9期10期で固まっている中で「寂しい」と感じる機会も多かったろうと思います。ですが、当事者として寂しさを感じると同時に「私って孤立して寂しいと感じているな」と他人事のように眺める感覚が彼女の中にはあって、そういう俯瞰視が彼女の寂しさの切迫度を和らげていたような気がするのです。