橋下知事

橋下知事、高校生相手にマジ反論。
“自己責任”に女子高生号泣…私学助成削減めぐる意見交換会
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1186237.html

＞思いが全然伝わらず、悔しい
そういうセリフは京都でこそ言ってくれ。＞女子高生
公立のレベルが低くて国立大学を目指すなら高い私立に行くしかなかった京都に住んでた者としては、公立高校の京大･阪大への進学率が高い大阪はめちゃくちゃ羨ましかったぞ。大阪はいいじゃん！　勉強すりゃ「進学率が良くて、授業料が安くて、しかも共学」なんて理想的な高校に行けるんだからさ。京都人から見たら夢のようだよ！　「ロリ顔で、巨乳な、義理の妹」なみのドリームコンボだよ！　こちとらどんなに頑張ったってそんな夢はかなわないんだよ！　京都だよ！　本当に問題にすべきは！（←しつこい）

「成績悪いから私立に行くしかないって言われたんですぅ」…ってそれは行政が知ったこっちゃないよね。ぶっちゃけこんなレベルのことを言い出す人を税金でサポートしても、社会に相応のリターンがあるとは思えません。限られた財源を他に回すのは当然かと。

ちなみに「母子家庭で家が貧しい→勉強する時間がとれない→公立に行けない」というのは憂慮すべき問題であり、考慮されるべき事情だとは思います。それは階層の固定化を招きますから。でもそれは明らかに「貧困家庭の救済」という切り口で解決法を探るべき問題であって、そういった各家庭の事情あるなしを超越して「私学への助成金」という学校単位の形で解決を求める問題ではないでしょう。どう考えたって私立進学者には「ただ勉強しなかっただけ」という人も含まれるわけですから、そういう人とやむにやまれぬ事情があった人とを一律に扱うことに道理はありません。つまり、この問題を「だから私学に助成金を」という結論に持っていこうとするのは、明らかに筋が通ってませんし、恣意的に議論を歪める行為だと思います。

参考リンク
橋下知事と女子高生の議論で、知っておくべき大阪の受験事情
http://d.hatena.ne.jp/Uruchi/20081025/p1