えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

武道館公演をライブビューイングで見て来た。

鞘師さんが参加する最後のモーニング娘。ツアーの最終日である武道館公演を新宿バルト9のライブビューイングで見て来ました。ここではライブビューイングとしての感想などを。


■ライブビューイングの環境
ライブビューイングは前通路のド真ん中という、ライブビューイングとして考え得る最良の席でした。ライブビューイングは会場によって立ったり騒いだりの雰囲気がまちまちらしいのですが、私が入った新宿バルト9は全員着席でキンブレはチラホラという環境でした。会場同様に盛り上がりたい人には物足りなかったでしょうが、座って見たかった私にとっては快適な環境でしたね。キンブレは私も持ってたけど、やはりあれはメンバーから見えているという意識がないとイマイチ振る気にならないものですね…。要所要所では振ったましたけどね。


■なかなか楽しめるライブビューイング
ライブビューイングは基本的にステージの流れのメインストリームを追う形になるので、私の生理にも合致していました。迫力満点、臨場感のあるカメラワークでストレスなく楽しめました(真上からのショットだけはいらないと思ったけど…)。逆に特定のメンバーを追いたい人には不向きかもしれませんね。特にパートのない子はそれだけ写る時間も少なくなりますから。会場の客席の声援を割と大き目に拾ってくれていたのも、臨場感があって良かったです。


■メリットデメリット
ライブビューイングはメンバーの生々しい表情がアップで見られますし、ずっと立ってるのが辛い私のような人間には何より体力的に楽なのが助かるのですが、一方でさすがに臨場感においては現地会場に及ぶべくもありません。単純に音量が少ないというのもありますし、それ以外にやはり、ステージから放射されるエネルギーに圧倒されるあの感覚ですとか、会場全体の空気の震えで全身を叩きつけられるような感覚ですとか、客席を含めて一体になる高揚感は得られませんでした。特に今回のような特別な公演の場合は、そこの差は大きかった気はしますね。会場が盛り上がってすごいことになってるのまではわかるだけに、その最後の手応えがないので、なおさら現地で体感したかったという気にはなります。せめて立川シネマシティみたいに爆音上映してくれたらな…。


あ、あと細かいことですが、現場のモニターで歌詞が出る曲はLV映像にも字幕を入れて欲しかったですね。



■映像だから気になったあのこと…
普段のコンサートだと俯瞰でステージを見下ろしていることが多いのですが(席運悪いので…)、ライブビューイングだと下から煽ったアングルが多いんですよね。そしてそのアングルだと腹が出ている子はそれが思った以上に目立ってしまっていました。しかも痩せてる子はステージ特有の照明で腹筋の陰影はよりクッキリと際立って見える状態ですから、ツルーンと膨張したお腹だとその落差が激しくて(汗) 生田・牧野→羽賀なんて風にカットが移ると、まるで劇画調の'70年代アニメから'90年代アニメにタッチが変わったみたいな、タツノコプロの『ガッチャマン』を見てたと思ったら『爆裂ハンター』にチャンネルが変わったみたいな落差があり、その瞬間にテンションがちょっと弛緩してしまうんです。あれはやっぱり良くないと感じましたね…。


香音ちゃんもね……。いや、あそこまでいくと逆に迫力十分という面もありましたけどね。私は今年は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』、『アベンジャーズ/AOU』、『ジュラシック・ワールド』と大画面で見てこそのビッグバジェット映画ばかり劇場で見てきましたけど、香音ちゃんが大写しになるとそれらの大作映画に劣らない迫力がありましたから。ほとんどハルクバスター級の……。