えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

愛されたい愛されたい

私はアイドルというのは「演者の主体性の制限」が前提としてあるジャンルだと思っています。衣装にしても、音楽ジャンルにしても、方向性にしても、大概の場合は本人以外の誰かが決めますから。そもそも表現したいことが明確でその才能があるならアーティストになればいいわけですからね。


ですからその出発点では多くのアイドルは徒手空拳の状態で、少なからず「何もできないけど愛されたい」という願望があると思うのです。ファンの側はその「何か」ができるようになっていく過程を応援するにしても、その根本にはアイドルちゃんの「愛されたい」という気持ちこそを愛でる心理があるんじゃないかなと。その辺が他の表現者と違って、ファンという存在から独立してアイドルが存在し得ない理由でもあるし、私がアイドルというジャンルを楽しめる理由でもあるような気がします。


だってさ、アーティスト様達は俺に愛されたがってるのかどうかわからんけど、アイドルちゃんたちは明確に俺に愛されたがってくれてるもの。