Reina Ｔａｎａｋａ Decade RUN

いつものことですが卒業公演が終わってもメンバーの卒業というものはなかなか実感が湧かないものです。次のコンサートなどでこれまでの曲の田中さんパートに別のメンバーが入ってるのを観たりしながら少しずつ実感していくのでしょう。でもやっぱり昨日までと今日からは違う。

「おつか」と言われて「れいなー！」と返す。
「愛する人は〜」に「れいなだけー！」と合いの手を入れる。
10年間の「当たり前」がもう当たり前じゃなくて、「あの時期だけの特別なこと」になってしまいました。毎日通う通学路にあった桜の木が切られて、それまでの当たり前の景色がある日突然
「そう言えば昔ここに桜の木があったよね」
と過去形で語られる思い出になってしまう。そんな淋しさ。そうなんだよ。もう「れいなだけー」は"思い出す"ものなんですよ。昨日という日を境に、これから先ずっと…。

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