えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

握手会

SKE48から9名ものメンバーが卒業することが発表されました。解雇ではなくメンバーの意志での卒業のようですね。某所ではAKBの握手会にまで動員されることからくる不満も原因の一つではないかと語られていましたが、真相は不明です。


ただ確かに握手会というのはメンバーへの負担が大きいとは思います。ファンにもいろんな人がいますし、短い時間での妙言即答が求められるので集中力も要するでしょうからね。


モーニング娘。も今は新曲を出す度に握手会を開いています。しかもその場で購入→ループしても複数買いを推奨するような会場も少なくありません。そんな状況の中で、今のモーニング娘。とそのファンは「売れたい!」/「売れて欲しい!」、「田中さんがいる間に1位を獲りたい!」/「1位を獲らせたい!」とモチベーションと目標意識を共有しているように思うんです。そしてメンバーが身体的負担を、ファンが金銭的負担をそれぞれ負うことで、共に同じ試練に挑む者という、立場を超えた仲間意識すら発生しているように思えるんです。私自身、『One・Two・Three』で参加した昭島での握手会ではそういったメンバーとの一体感を感じましたから。


少なくともね、握手会がただ空しく辛いものであるよりは、そういう心理的な落とし所があるということは幸いであると言えると思うんです。握手回を濫発せざるを得ない状況では特に。ただ、やはり「メンバーとの握手を餌とした売上げドーピング」はメンバーにもファンにも負担を強いる売り方であることは確か。それはひとつ歯車が狂えば、バブルが崩壊するようにファンが離れたり、あるいは大量の卒業者を出してもおかしくない歪な方策なのだということは頭のどこかに置いておいてもいいかもしれません。