えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。


あの震災からもう1年が経ったんですね。1年前、凄惨な現地の状況をテレビで息を止めて眺めながら、最初にみつけた明るい材料が「これから温かくなる季節でまだ良かった」ということだったのを明確に覚えています。



自身のblogを振り返って当時を思い返して見る。


〜3月14日
震災の数日前から仕事で家に籠っており、結果的に1週間ほど家の中で誰とも会わずに過ごすことに。それまでは「テレビの映像だけでもPTSDになり得る」なんて話を「どんなけナイーブやねん」と冷笑していた私だけど、その、家に籠っている間に狭い部屋に不釣り合いな大きなテレビで被災地の映像を見続けた結果、自分自身がかなりマズイ感じに気鬱になっていたことに、そこを抜けだした後から気付いた。なんと言うか、ずっと息が詰まってて不安なのに、消すこともできずにテレビの前に貼りつけになっていた。


〜3月17日
原子力発電所の問題から節電が訴えられる。私の人生ではCMが入らないTV放送は、昭和天皇崩御阪神大震災に続いて3回目だろうか。近所のコンビニから食糧がなくなる。


〜3月21日
輪番停電とみずほのATMのシステム障害で現実的な不便を感じる。


〜3月25日
津波に巻き込まれた知人の親御さんの無事が確認される。
日常生活自体は回復しつつあるが、放射能問題だけは継続中。なまじ「実家に避難する」と言う選択肢を持つだけに、現状と先行きの不透明さに慢性的に不安と苛立ちを感じる。



以降、違和感と罪悪感を感じながらも、私自身は日常へと戻って行きました。