えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

始まったよ!キューティーショー

楽しかったです。席もかなり良かったし、持ち歌(太シスバーを含めて)はどれも良曲だし、しかもフルで歌ってくれるし。途中でカラオケ演目も結構なボリュームで入るんだけど、これは持ち歌が11曲しかないんだから仕方がない。そういう意味では単独コンをするにはまだ「早い」とも言えるんだけど、シーンは十分温まってるのでこれはこれでいいタイミングだったとも思う。こういうのはダレるよりは先走ってるぐらいがいいやね。




ステージに立ったメンバーを見て強く印象に残ったのは、舞美さんと梅田さんの体がとっても女性らしく成熟しているということ。キッズデビュー当初に一番のネックだったフィジカル面での弱さが克服されていますね。ってもう春からは高校生なんだから当たり前か。ただやっぱりこれは大きくて、身体面での魅力ってのは理性以前の、生物としての根本的な本能に訴えかける部分ですから、一番広く一般に通じるアピールだと思うのです。それこそこの二人は普通にグラビアアイドルやCMタレントでも成立しそう。そういう二人がフロントに立つことで世間への突破力にもなりますし、また幼いメンバーとの対比も対比として有効に見せられる。


センター候補であった村上さんが抜けたことの戦力ダウンを危惧していましたが、フロントとして、声とメンタル面ではその資質は村上さんに劣るかもしれませんが、この二人のスタイルの良さはそれを補って余りあると思いました。身長がそれなりにあるというのもいい。内面的資質は後から経験で補えても、身長ばっかりはどうしようもないですからな。


この二人に目が行く一方で、曲によっては意外と鈴木さんの印象が薄かったなと。ちょっと歌中の舌の回りが悪い部分もあったりして、そのへんは最終公演の疲れが出ていたのかもしれません。『大きな愛で〜』とかフィーチャーされた曲ではさすがに魅せてくれたんですが。ちなみに鈴木さんが舞美さんや梅田さんより人気があるあたり、「ああ、やっぱり℃-uteの客層だなぁ」という偏りは感じました。それ以外のメンバーではやはり「子供」という意味づけがハッキリしている萩原舞(次点・岡井)が目に止まるのですが、nkskちゃんと有原さんはどうしても「中間層」という感じで印象に残りづらい感じですかね。


ごまっとう藤本美貴ミニハムずプッチモニタンポポと続く過去のハロプロ楽曲のカバーは、キッ世代が演じるとリアルガンダムに対するSDガンダムのような、マスコットキャラ的な楽しさ。


後半はシングル曲攻勢で盛り上がって終了。
最後のMCで感激屋さんの梅さんがダダ泣きしている。
他のメンバーももらい泣き。大団円で終了。




なんとコンサートの後には握手会があるとのアナウンス。キッズの現場はベリのデビューイベント以来だけど、あの時と同じ騙まし討ち握手だよ。なんだよ握手会付きコンサートて! 市井紗耶香in CUBIC-CROSS以来だよ! と言いつつチャッカリしたんだけどね。でも高速過ぎて、なんか感慨が沸く間もなくアッちゅー間に通り過ぎてしまった。


ただ一つ思うのは、℃-uteはこれまでさんざ握手会付きの『キューティーサーキット』ってイベントをやってるわけです。だから今回は握手会を無しにした方が、そういった「ファンの集い」・「応援イベント」的なものから「コンサート(=プロとして芸で金を取る)」への進展というドラマ展開を見せることができたと思うんだけど。いくらなんでも、今コンサートに握手がついてないからって怒るヲタはいないでしょう? まぁ、これも曲の少なさ故かしらね。