えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

『夢の中』

先の卒コンの参加者の中で『夢の中』を知らなかったって人が多いっていう問題(問題?)に関して。うーん、やっぱ好きになったグループの過去のアルバムに興味が沸かないってのは私自身のヲタ感覚からは遠いです。積み重ねがあっての今なわけですし、それを探求しようとするのは別に「懐古」じゃないしね。それに対する欲求がないってのは、悪いとは言わないけどやっぱ「探究心薄いなぁ」とは思うわけですよ。まぁ人それぞれですけどね…っていうのは人当たりが良くて楽だけど、やっぱここは「いいや聴け聴け聴きやがれ!」ぐらいは言っておこうか(w


人それぞれじゃんっていう個人主義は口当たりはいいんだけど、今この界隈に蔓延してるそれは個を尊重してるんじゃなくて融和点を探ったり自己矯正するのを面倒臭がってるだけじゃないのかっていう疑念がずっとあって。そうやって互いに意見をぶつけ合わないからこそ今の「幻想としてすら共通基盤を持たない融和なき共棲状態」があるんじゃないの? その結果として片方が我慢しきれずに脱落していってるのだとしたら、それってホントに共存かい?っていうね。 


本音言えば私だってどうでもいいよ(w そりゃ楽曲に興味薄けりゃそうもなるだろうしさ。だけど場当たり的な手打ちはただ安易なだけで、前向きなことでもなんでもないと思うのね。もちろんズレた対立軸を持ち出して論争を拡散させてみたり、感情的対立や罵り合いなんて論外だけど、そういう部分は冷静にスルーして互いの意見を聞くことは有意義で健全なハズ。ものわかりのいいコになるのはその後でもいいんだしさ。もっと言えばいかに互いを自分のスタンスに引き入れるかっていうのも腕の見せ所で面白いんだし。


あと一つ言えるのはCD音源を聴き込んでなかったらあの音響環境の中で『夢の中』のヤグのコーラスを判別することは絶対に不可能だってこと。もったいない思うけどね。