えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

コンサート中の撮影について

Hello!Projectにおいて、スマホでの撮影が許可されたコンサートが実験的に実施されています。その中で年末のカウントダウンコンサート(12列)、ハロコン3日昼(26列)、ハロコン3日夜(最前列)、ハロコン4・5日(在宅)と経験したので思う所を書いておきたいと思います。撮影機材はiPhone8です。

 

 

■カウコン(12列)、ハロコン3日昼(26列)

12列の時点で既にメンバーの写真としては画質が低過ぎてお話にならないレベル。ただし自分の席からの視界や会場全景の写真を記念に残しておけるのは嬉しいかも。同じ公演に何度も入っていると意外とどの公演をどの席から見たかこんがらがってしまうので個人的記録としても良い。

 

また後方から見ていて特に邪魔になるほどスマホを掲げて撮影している人は見当たりませんでした。

 

 

ハロコン3日夜(最前列)

最前列からならさすがにそれなりに良い画質の写真が撮れます。

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これをツイートしたのがコチラ

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800件近い「いいね」がつきフォロワーが10人ほど増えました。今後はこうしたSNSでの反応がモチベーションとなってより積極的に撮影に臨む人は増えるかもしれません。とは言っても現状ではやはり皆さん盛り上がり優先ですけどね。

 

結局は拡散力の高い画質の良い写真を撮れるのは5列目までの良席のみ。そう考えるとただでさえ恵まれた良席にのみコンサートの楽しみ方の選択肢が増えたと言えます。またメンバーによっては撮影者のカメラに向けて視線を送ったりポーズを決めたりするので、その様子を後方から眺めるのは凹むかも(※)。そういった意味では撮影によって「座席間格差」がこれまで以上に広がったと言えます。

 

 

ハロコン4・5日(在宅)

意外とこの在宅での感想にこそ自分的な気づきがありました。

この日は京都の実家に帰省していたのでコンサートには参加できず、在宅でチラチラTLを追うことに。このように自分が行けない日に現場があると寂しく感じるものでしたが、これがTLに臨場感のある現場写真が流れてくるとちょっと寂しさが紛れるんですよ。これからしばらくハロコンが全国を回って現場がない日々が続くと、例年ならかなり長い間ハロプロ現場から隔絶されるわけですが、現場からの写真がSNSに流れてくることで疎外感が緩和される気がしています。地方住みだったり学生だったりと、そもそも現場に行く機会が少ない人にとっても嬉しいのでは。

 

 

つまりは「会場内での座席間格差」は広がったけどれども、より視野を広く取ると、「現場」と「在宅」の格差や距離感はむしろ縮まったと言えるのではないでしょうか。地方在住のファンやライトファン層へのアピール手段を拡充させたいハロプロにとっては、これはなかなか良い施策のように思えます。自分が東京在住のヘビーユーザーなもんだから、その視点は抜けていましたね。

 

そういうわけで、当初は私も「コンサートで撮影なんて」と思っていたクチだったのですが、意見を改めたいと思います。残る問題はルールに反して動画を撮る人や、ただでさえ視界が悪いライブハウスではどうなるのか。まだ試験段階なのでそのあたりは様子を見ながら本格的に導入されるのかどうか決まっていくのでしょう。できれば全員がルールを守って、新しい楽しみ方として多くのファンに資するものになればいいなと思っています。 

 

(※)レス厨にレスするメンバーを見るのがあまり快くはないように、撮影者に向けてポーズを撮るメンバーを目にするといい気はしないという人もいるかもしれません。ただ撮影の場合は、撮影者個人へのレスというよりは、その写真を目にする多くのファンに向けてのサービスだと考えた方がいいかも。実際見た感じ、おそらく真莉愛、生田、ムロあたりはそんな感じで、ライブビューイングのカメラに表情をキメる感覚に近いんだと思います。

 

撮影していると、メンバーが自分個人にレスをくれているのか、カメラの向こうの多くのファンに向けてサービスしているのかは、意外と判別できるものだなと感じました。

 

 

 

■撮影例:最前から撮影した牧野真莉愛さん

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牧野真莉愛さん。脚をヒザでクロスさせ、足首でさらにクロス。伸ばした指先まで神経が通ったポージング、そこからさらに顔を上げて2階席に手を振る愛嬌。アイドルとして完璧!

 

それはそうと後ろの加賀さん、直立不動の気をつけからロボットのように腕を上げる姿を見てると無限に愛しさがこみ上げて来ませんか?

 

2人を見比べるとつくづくアイドルとしての魅力に決まった「正解」なんかないなと思えますね。 いろんな魅力を持ったメンバーが一緒に頑張れるからこそ素晴らしい!