えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

『Hello!Project 春の大感謝祭 ひな祭りフェスティバル2013』:その2

チケ募集の段階では何をするかもよくわからないイベントだったのですが、後に『Forest for Rest SATOYAMAへ行こう』というSATOYAMA movementの企画イベントと併設であること、さらに参加各チームによる「対バン形式」であることが判明しました。というか、展示場と隣接できるイベント会場を押さえていることから推測するに、SATOYAMAイベントの集客のために何か興業を打つというのが元々の前提だったのでしょうね。で、各グループからメンバーが参加しているSATOYAMAユニットを出演させるのなら必然的に全グループのスケジュールを空けることになるし、どうせだったら集客的のためにも全グループ参加しましょうと。でもそれじゃあハロプロコンサートと変わらないなってことで、差別化のために「対バン」を打ち出してきたのでしょう。多分そういう風に「対バン」というテーマは諸々の「事情」から偶発的に生まれたのでしょうが、企業指針として決定したからにはこれが空虚なお題目で終わらないように力を尽くすのが今の頼もしいハロプロスタッフ陣。対決を意識させるようにメンバーを散々煽り立て、その意気込みをカメラの前で語らせ、その言葉と共にYouTubeで参加各チームのリハーサル映像を公開することで事前にファンの対決意識や期待値も盛り立ててくれました。こういう風に「どういう切り口で楽しむイベントか」を事前にちゃんとファンにピーアールできているかどうかでイベントそのものの満足度も結構変わると思うんですよね。


そんなわけで私が思っていた以上にメンバーもファンも対バンを意識して見ていたようでしたね。とは言っても間にSATOYAMAというもう一つの色が混じってて、さらに研修生が歌披露したり、抽選会があったりするので、対決モノとしての仕上がりはハードではありません。そのあたりのツメの甘さもある意味では昔ながらのハロプロらしいとは言えるのかな。まぁ、あんまり殺伐としてもなんですし、丁度良いバランスだったのかも。


ともかく楽しかったです! 
最近のハロコンと比べても一番楽しかったかもしれません。昔のハロコンメロン記念日なんかは対バンぐらいの意気込みで挑んでた気もしますし、ごっちんvsあややvsなっちとかのソロ対決の構図もあったので、ちょっとその頃のハロコンの印象に近かったような気もします。今の「みんな仲良し」な雰囲気も好きではありますが、もう少しバチバチしてる方が私の好みではありますので、今回のイベントが一つの契機になってくれればいいな。夏は対決、冬は仲良しとか、交互にやるのでもいいし。




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