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以前にも書いたけど、対象との別離ではなく、対象の変質こそが喪失であると思う。初恋の人と別れても恋そのものは失われないが、その子が派手な化粧をしてDQNの腕にぶら下がっているのを目撃すれば真に恋は失われる。

田中さんの卒業も別れそのものよりも、その後に訪れる変質に対して淋しさを感じる。例えば９期メンバーは既にグループを支える立場になる準備を始めている。それらの変質の多くは「成長」と呼ばれるものではあるんだろうけど、普通ならまだ新人という立場に集中していていいはずの中高生たちがあまり急いで大人になってしまうのはやっぱり淋しい。

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