えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

『ステーシーズ 少女再殺歌劇』

原作からの一番の改変部分は結末なんだろうけど、結末は原作より好きだ。というか原作の渋さんはあんまりだと思う。そんなセコい大人の落ち着き方しないで欲しかった(泣)。


舞台脚本は全体的に原作をよりあるべき姿に適正化している印象。ただセリフ単位だけど、2ケ所だけ違和感感じた。一つは『キマグレ絶望アリガトウ』の「あたしたちは幸せよ。おばあちゃんになって死にゆくより 一番綺麗な姿のまま死んでゆくことができるのだから」って歌詞。男側からも少女側からも、ステーシー化は不幸・不条理だという前提で物語が成立してるのに、突然「年を取るより幸せ」と言われるとブレる。


あとはステーシー化の原因を語る砂也子のセリフ。
「罪人が増えて地獄が溢れて〜」。
ステーシー化の原因は「神様の気まぐれ」で一貫しているのに、ここだけ別のベクトルが混在してる