2010-05-20 読了 『水無月の墓』 (小池真理子:新潮文庫)幻想小説の短編集。1話を見ただけだと、その叙述トリック的な部分が、奇を衒うでもなく、ただ驚いて終わるのでもなく、「腑に落ちる」という感覚に落ち着くのが心地良かったんだけど、どうも似たような構成の話が多くてさ。8編合わせると登場人物の7割がもう死んどる。