えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

まとまりもなく

『うたばん』で辻ちゃんに続きミキティノロトークを披露。彼女たちを異性として好きだった人には辛い話かもしれません。


アイドルだって生身の女の子であって普通に恋愛はする、
という命題は、ほとんどの場合は「事実」だし「常識」でもあるでしょう。しかし、それがアイドルをアイドルたらしめるのに不可欠な「幻想」というものと両立し得るかどうかはまた別の話。全部ぶっちゃけても趣きがないし。虚構を楽しめる姿勢こそ文化的と言うのだよチミ。


ただ、年齢を重ねるに従って、他人の幻想を生きるということが困難になるのは明白なわけで、アイドルだってどこかの時点で自分の実人生にソフトランディングしなければいけない。場合によっては、「アイドル」から「TVタレント」へとジョブをスライド移行させてゆく。芸能人の芸ではなくプライベートばっか売り物にしてる今のTV業界じゃ、その移行過程で暴露トークが必要となることも出てくる。
(移行先が「本格歌手」とか「舞台女優」だったらそういうの必要ないのかもしれないけど)


それは後輩アイドルや、それを応援するファンにとって迷惑なことか? ある意味ではYESだろう。だけどそうやって「タレント」への乗り入れルートが確立されていないと、その後輩たちだって将来タレントに移行する時に困るという視点もある。「アイドルとして賞味期限が切れたらタレント活動は止めてほとぼりが冷めるまで10年は一般人に戻るべき」なんて言う権利は誰にもないわけで。


個人的には23歳くらいまでは幻想を保った方がいいんじゃないかって思ってる。それ以上低年齢化してしまうとアイドルというジャンル自体にダメージが出そうだし、また10代の恋愛をうまくネタに転化できる人もそうそういなさそうだしね。辻ちゃんの場合は結婚・出産まで行ってしまって、あの外見とのギャップがあるからこそネタになるんであって、例えば18歳のアイドルが自分の恋愛をぶっちゃけたところで、それトークとして面白いか? & その話をした後で別れた場合のタレントとしての扱いにくさは? っつー話。そう考えるとリスク対効果対比の視点からも、あんまり若くから解禁してもメリットないなと。


15歳でデビューし、5年は幻想を守る。もう3年は移行期間のグレーゾーンで様子見つつ。そこから先は自由。これぐらいのビジョンがしっくりくるかなと。
(でもサイクルが速いTV業界じゃ3年は待てないのかもな)



まぁ、ボクは今でも裕ちゃんに彼氏がいたらショックですけども。