えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

ハロー

去年の松浦さんの代々木第一体育館でのSPコンサートは良かった。あれは例えば初めて参加した人でもパブリックイメージとしての「アヤヤ」を体感し、さらにそこから一歩だけ近づいた親密感を得て帰ることのできる内容だったと思う。パブリックイメージ通りのものをまずはちゃんと提供するというのは、要するにニーズに応えるということで当たり前の---だけど大切な----ことなのだ。


唐突なカバーなどが話題になっている最近のハローのコンサートはその当たり前のことができていないように見えるが、それ以前の問題としてパブリックイメージというものを形成できていない。こちらの方がより深刻だ。タレントイメージを公の場にどう提示するか、ユーザーにどういうイメージを持ってもらうか、そういうビジョンが見えてこない。あるいは迷走しているように見える。正直私にはもうメロン記念日がどういうグループなのかよくわからなくなっている。新しいモーニング娘。像もまだ見えて来ない(正確に言えばそれらのグループを事務所がどうしたがっているのかがサッパリわからないのだが)。


そういう意味ではやはり松浦とWはまだなんとか公的な固有タレントイメージというものを持っているという気がする。ただそれは最近は歌手としてのソレではなく、あくまでタレントとしてのイメージのような気がするけど。あと実は圭ちゃんもTVタレント的にはイメージが固まっててどこの番組に出てても安心して見ていることができる。矢口もそんな風になれればいいんだけど。