えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

エルダーメンバー、ハロプロから卒業

ハロープロジェクトに関するお知らせ
以前、紺野さんと小川さんがモーニング娘。から卒業した時、二人の卒業発表は同時だったけど、その内実は微妙に同質ではないだろうと感じました。今回も大量の卒業が同時発表となりましたが、その内実はそれぞれ別のものなのでしょう。あるいは「ハロプロとしての人員整理」という企業としての課題がまず先にあって、実際どうするのかは、各メンバーごとに本人を交えて協議してこれから決まってゆくのかもしれません(少なくとも全員の卒業後のビジョンが確定しているとは考えづらい)。


もしかしたら活動停止となるメンバーもいるのかもしれませんが、実質的にはまったく変化がないメンバーもいるでしょうし、あるいは所属事務所まで変えての再出発というメンバーが出るのかもしれません。それがどこまで本人の希望を反映したものかは外からはわかりませんが、アップフロントから離れることで仕事の幅が広がることも考えられるわけで、決してネガティブなことだけではないとも思っています(例えば、事務所が変われば、ミキティは「歌謡曲」という縛りがなくなって、本人の嗜好に合った歌を歌えるのかもしれない)。私も実生活で会社を辞めたり、余所に移ったりしているクチなんで、それが一つのステップであること、あるいは本人が前向きな何かの契機に変えていかなければならないことであることは、実感しているので。


ファンとして見れば
・既に結婚退職済みのメンバー飯田圭織辻希美
・「ハロプロ」という枠では活動の実態がなかったメンバー前田有紀保田圭稲葉貴子
・芸能人として既に安定軌道上にあるメンバー里田まい矢口真里
このあたりはおそらく私たちの目に見える変化はないだろうと思っています。あと私的には、何らかの契約が切れた結果、杉浦太陽のblogに辻ちゃんの写真が掲載できるようになるという変化は期待しているところなのですが。


よくわからないのは、中澤裕子安倍なつみ松浦亜弥メロン記念日といった音楽活動は続けていたメンバーですね。これからもCDリリースはあるのか、コンサート活動はあるのか、あるとしたらチケットの申し込み手続きなどはどのような形となるのか。メロン記念日は元々ハロプロ本流とは距離をおいた独自路線だったので、なんとなく今までと変わらずに続きそうな気もしますが。なにげにハロプロショップから生写真商品がなくなるというのが一番の変化だったりして?


石川梨華吉澤ひとみ…この二人は先日「hANGRY&ANGRY」としての活動が発表されたばかりなので、少なくとも急な移籍や引退はなく、継続的に活動すのだろうと安心はしています。ピンでもそこそこ芸能活動できそうですしね。


紺野あさ美音楽ガッタス藤本美貴
音楽ガッタスが「ハロプロ卒業」というのはグループ解体ということなんでしょうか。エッグメンバーハロプロに残留するのでしょうし、吉澤・石川、里田といった主要メンバーは活動の保障があるわけですが、紺野さんがどうなるのかは見えないところですよね。人気のあるメンバーだけに事務所としては芸能活動をさせたいのかもしれませんが、元々進学のために卒業し、「ガッタスだけは」ということで限定復帰していた状態だったので、再び学業に専念するのかもしれません。藤本さんは、現状は歌謡曲という独自路線を進んでおり、元々「ガッタス」以外では他のハロプロメンバーと共演する機会は見られなかったので、そうなると、ガッタスが解体されるのなら「ハロプロ」に所属しているかどうかは、ファンにとっても本人にとってもさほど大きな問題ではないのかもしれません。


小川麻琴三好絵梨香岡田唯
タレントとしてどのような活動をしてゆくのか。彼女たちに関しては、ハロプロに所属していたことが活動継続の保障となっていたわけでもないので、不透明ですね。


あと、リーダーである中澤裕子さんにきちっと公式のコメントを発表する場を設け、リーダーという立場に敬意を表することを忘れていないという点は、これまでの事務所の所業を振り返れば、GJと言えるでしょう。


まだなんとも言えませんが、ほとんどのメンバーに関しては実際的な変化はないのだろうという予測も立つので、ファンの間でも悲壮感が漂っているわけでもありませんし、さほど大きな騒ぎにもなっていないように見受けられます。ただ季節の移り変わりを改めて確認し、寂しさを感じてはいるのでしょう。私にとっても、第二の青春を捧げたと言っても差し支えのない場所です。そこからあれほど想い慕った人たちが旅立ってゆくのですから、やはり人並みの感慨はあるのです。


彼女たちを応援した日々は、まぎれもなく自分の歴史の1ページと言っていい。むしろそこから先に抜け出してしまった私でしたが、それでも、それだけ夢中にさせてくれた相手への感謝だけは忘れたことはありません。彼女たちのハロプロ卒業も、その想いを再確認する機会となりました。