えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

■ボード
(コンサートにおいてスケッチブックに書いたメッセージを見せる行為)


メンバーの実存身体を目の前にして思わずバカになってしまうことと
バカな行為をするために事前に準備をしてそれを持ち込むのとの間には
大きな差があります。


刃牙』風に言うとせいぜいその場で所持していたものの範囲で
戦うのが格闘家としての一線であって
そこを超えて武器をわざわざ用意することで
負い目ができると言いましょうか。


バカになりにゆく場ではありますが
バカであることをはなから自分に許すのは頂けない。


これは自戒も含めてですが、最近のヲタは
ちょっとだけだから、最初だから、最後だから、
楽曲がいいから、かわいいから、疲れたから
応援する気持ちの表れだから
迷惑かけてないから、どうせ周りもヲタだから
こうしないと楽しめないから、と
アレコレと理由をつけて簡単に自分を許しすぎ。
そんな風に自分だけに重心を置いて行動していて
「公共」に対する意識が低すぎる。


「わかってはいるんだけど…」と言い訳が続く人は
たいてい本当にはわかってない。
それがバカだとわかってるなら「ゴメン」の一言でいい。
それでコチラも呑みようがあるというもの。


またどれだけ他の客を不愉快にさせているのかも
考えるべき。
その不愉快さがどのような感情に基づいたものであれ
それによって客をコンサートから遠ざけている側面は
確実にあるわけだから。


あと絶対にルールを守れずに真似する輩が出るんだから
仮に自身がボードをやめられないのだとしても
ボードを肯定する倫理観への投票行為となるような言説を
語るることだけは禁忌たるべきかと。
せめて沈黙を。


言ってしまえばモーニング娘。のファンであることが
一番にして不可避なバカな要素なんだから、
だからこそそれ以外の部分では
悪いイメージを助長したりしないようにしたい。