えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

『ヤングジャンプ』AKBグラビア

基本的な内容は「水着+オーバーニーソックス+クツ」というもの。水着姿よりも露出度は低いはずなのに、フェティッシュな魅力は高まり、よりセクシーにも見えます。前回の総選挙水着写真集の時に好評を博したのでしょう。
(個人的にはソックスが大判の柄物なのはちょっといただけないですが)



特に注目は、表紙をめくってまず目につく企画ものの折り込みの対面(3P目)にある河西智美。他の主要メンバーが2Pなのに対しここは1Pですが、この目立つ位置での1Pは2P以上の価値があります。こうしたセクシーよりの場だと河西さんの魅力は底上げされますね(と感じてるのは私だけかもしれませんが…)


進んで大島優子前田敦子と続き、最後の片ページ終わりとなる峯岸みなみ。ストレートなキレイ系ではない、ファニーフェイスの峰岸さんですが、今回のグラビアはその峰岸さんらしさを殺すことなく、それでいて今まで見た峯岸グラビアの中では一番美人さんに撮れていると思います。しかも健全かつセクシー。オデコの露出面積を減らし、顔の両サイドを髪の毛で隠すと、彼女はこんなに大人っぽく見えるんですね。この峯岸なら10位以内に食い込んでてもおかしくはないかも。


続いてはセンターグラビアでの見開きである板野友美小嶋陽菜というグラビア鉄板2名。さすがのメジャー性。さすがの貫録。しかしこの2名が並ぶと、板野さんの「頑張ってます! 精一杯寄せてます!」感と小嶋さんの「余裕っス〜」の対比が涙を誘います。二人の表情にもそんな姿勢の差が表れて…(ナイナイ)。



1P挟んで、グラビアは終了し、AKB新連載の第一回目となる企画グラビア。北原里英指原莉乃柏木由紀渡辺麻友と4人で回していく連載らしいです。その1回目は北原里英の「きたりえの妄想文学少女」。


宮沢賢治について語ってる内容もなかなか面白いけど、最初の2Pのカラーグラビアも秀逸。『セロ弾きのゴーシュ』に合わせたコスプレです。今まで「1.5軍」ぐらいのポジションだったキタリエさん。水着で押せる「陽」のグラビア力は他の1軍上位メンバーには敵わないけど、こういう雰囲気・設定重視の「陰」のグラビアでは、彼女のルックスは引き立つなと感心。先日触れた佐藤亜美菜のメイドコスプレと同様に「この子はこうすれば光るんだ」と蒙を啓かれた気持ちです。



根本的にアイドルグラビアとしてどれも良い出来だとも思いましたけど、特に峯岸さんとキタリエさんは、ポージングや設定によって普段以上の魅力が引き出されていたという点で、やはり出色の出来であったろうと思います。送り手のクリエイティビティーが発揮されている感じがします。もちろんそれ以外の主要メンバー…特に見開きを任された大島・前田・板野・小嶋は既に衆知された魅力を存分に押し出した横綱相撲で、クライアントとユーザー双方に対価に値するバリューを提供できているのではないでしょうか。



そのうちに集英社系のグラビアをまとめた写真集が出るのでしょうけど、たまには雑誌という媒体でリアルタイムにグラビアを楽しむのも悪くないですね。