2008-08-09 読了 『九十九十九』 (舞城王太郎:講談社文庫)★☆ 各章は《清涼院流水》から主人公・九十九十九(つくもじゅうく)に送りつけられてくる小説という形をとっており、n話は一部の設定を引き継ぎ、一部はフィクションとしながら(n+1)話に内包されるという構成で、しかも1話→2話→3話→5話→4話→7話→6話と進む。その上、途中で各話の主人公が時空を超えて入れ込んだりする。もうメタメタ過ぎて…。