『図書館戦争』

近未来、「メディア良化法」が施行され、良化隊によって表現の自由が弾圧される中、発禁と焚書から本を守るべく、図書館隊が結束され、両者は武力衝突に突入した---

という設定は割とどうでも良くて、要するに「本を守るために戦う」というシリアスになり過ぎない罪のない設定を舞台として、サーイエッサーな訓練校生活とロマンスを描いた青春もの。元より原作小説が面白いからストーリーは安心してみていられるし、最近のアニメでは珍しく、目が大き過ぎず主線が太い＝キャラクター萌え萌えグッズとは無縁のデザインが、大人としては安心して見ていられる。何より、主人公に一人前を目指す前向きな目標があるのがいい。ってそんな当たり前が最近のアニメじゃ珍しいんだよね（^^；）。
今期のアニメでは『マクロスＦ』と並んで一押しです。