今日は疲れた日記

今月は社内的なゴタゴタで精神ポイントが削られている中での特集担当。どうにもこうにもモチベーションが高まらなかったけど、雑誌の巻頭特集ってのはスキルと体力を出し尽くしただけでは足りなくて、どうしても〈そういう部分〉が必要になってくるんです。クサいくらいマジにならないと仕事としてすら成立しない。

普段は「ギャラの分だけ仕事します」な傭兵スタンスを貫いている私だけど、今回ばっかりはキャラにも似合わず、お金を出して読んでくれている人とか、関わってるクリエイターさんとか、メーカーの人達の志とか、雑誌への愛着とか、そういった部分を〈本気〉でひっぱり出して、ガス欠のエンジンを無理矢理回すようにして、なんとか80点の特集を95点にまで引き上げることができたと思う。
（記事の質だけじゃなくて、どれだけ色校正に間に合わせて入稿するかとかそういう部分を含めての点数）

だけど、特集以外にもレギュラーで持ってる20Ｐほどの情報コーナーがなくなるわけじゃない。進められる所は特集以前にできるだけ進めておいたけど、情報ページの性質上、どうしたってギリギリまで情報を待たなくてはならないから、入稿日を過ぎてからの作業のページが出てしまう。しかも、煩雑で神経だけは使うページです。何もない所からかき集めるようにして気力を搾り出してなんとか特集を終わらせた後で、これを仕上げなければならないのはツラい。 しかもドンピシャなタイミングで加護ちゃんのニュース。昨日は体がついに限界に達し、肩がイカれました。

そうした作業の最終日となる今日。中央線が止まり、うっとうしい雨の日の中、満員のバスに乗って遠回り。辿り着いた会社で、肺の中の空気を全部吐き出すようなため息をつきつき、なんとか今月分の仕事が終了。

本当に疲れた。
久しぶりにＭＰもＨＰも本当に０。
今だったら、例え裸の美少女が誘惑してきても
何できない、何ももする気がおきないと思う。