えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

芸能界における「味方」

この回にはAKBの「根っからのファン」である南海キャンディーズの山ちゃんと同じ秋元閥であるおニャン子出身の国生さゆりが同席しており、そこからトークが広がりを見せた。山ちゃんはファンとしてのトーク。国生さんは「秋元=おニャン子だったのが、秋元=AKBになってちょっとにくたらしい」という拾い方。


メンバー間でのトーク回しももちろんだけど、芸能界にこういう話を振り合える味方がいるというのはやはり重要なことだ。先日辻ちゃんと矢口が『さんま御殿』に出演した際も、ちょうど辻ちゃん家に来たことのあるオードリーが共演していたので、そのことで話題が広がった。矢口の話題の時にも『矢口ひとり』で共演していた劇団ひとりが話を広げて笑いつなげてくれた。また、以前に『キズナ食堂』でモーニング娘。OBが出演した際にも、ファンの代表的なポジションでフジモンと柳原加奈子が出演していて良い感じだった。やはりアイドルというのは、彼女たちに憧れている人間がそばにいた方がより輝ける。「どこかのオタクの間じゃ受けてるんだろうな」じゃダメなのだ。そして実際のファンを電波に乗せるのはイタいので、芸能界の中でのファン・味方と言える人間が必要なのである。トーク回しの面でも、アイドルを見るお茶の間の視点の誘導という点でも。
(もちろん秋元才加みたいに独力でもトーク切り回し、大物に気に入ってもらえるのなら、それに超したことはないんだろうけど)


そういう意味では冠番組があると、ゲストに来てもらってそこで知り合ったり、覚えてもらえたりするので断然有利だ。TVレギュラーのない今のハロプロはそのあたりでも不利な立場になってしまう。共演の場がないために、交友の輪も広がらず、交友がないのでトーク番組でも活躍しづらい(=使う方としては使いづらい)という悪いスパイラルに入っている。そういう意味では、文字通り「孤軍奮闘」して成果を出している道重さんは立派なものである。味方がいなければあれぐらいの強烈な味付けも必要なのだ。