2008-06-23 読了 『夜市』 (恒川光太郎 角川文庫) 第12回日本ホラー小説大賞受賞作。 ホラーというよりは幻想小説ですね。 もうさ「奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング!」とか帯に書くの辞めようぜ。無駄にハードル上げちゃうじゃーん。決して悪い作品でないだけに、なんか余計な失望を味わってしまったかのようで、損した気分に。ただ、平凡な語彙で構成された美しい文体は好きです。知性によってきっちりダイエットした文体。