えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

価値

こういう例えに出すとなんだが、昔はボンブラさんでさえシングル出す度にどこかしらの歌番組に出ていたのだ。それを思うとハロプロに限定した話ではなくやはり歌アイドルというジャンルそのものに厳しい方向に時代は推移しているように思える。まぁ、その責任の一端はハロプロにもあるんだろうけど。


だけどアイドルが歌う度にわざわざ客席から「イタいファン」を探し出して映し出してきた番組側の見せ方にもまた責任の一端はあると思う。こうして自らがファンの立場に立ち、そのコミュニティの内部に浸ってみると、ああいったブラウン管に映し出される「イタいファン」というものが決して全てではなく---というか多数派ですらなく---ごく一部の人間であることがわかってくる(もちろんごく一部とは言え極めて目立つ存在であることは事実なわけだが)。なのに明らかに意図的に番組側はピックアップして映し出す。昔から思ってるけど、ほんとにどういう意図なんだろう。果たして番組製作側は「アイドル」という自らが抱えるコンテンツのステイタスを自ら貶めて何か得るところがあったのだろうか?