えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

『義経』

やべ。『義経』見てマジ泣きそうになった。
ツンときた。
生き別れの兄弟である義経と頼朝と初対面のシーンね。
列将に囲まれた陣営の中でその万感の想いを
眼差しだけで伝えるタッキーの熱演! 抱かれても!


頼朝の奥さん北条政子との対面も良かったな。
「奥州の山野を飛び回っていただと? フン、猪武者でなければいいがな」
という女中との陰口で会う前に充分前フリを作っておいて
「顔を上げられよ」
でタッキーのあの麗しい面を見て政子ドキーン!みたいな。
そのあとの政子のドギマギっぷりは少女漫画のようでしたよ!


兄との初めての二人きりの語らい。共に戦いたいと
ずっと想い続けていたお兄ちゃんへの気持ちをまっすぐにぶつける義経
苦境ながらも人の情には恵まれ伸び伸びと育った義経のそのまっすぐな目が
流人として人の目をあざむき卑屈に耐えて育ってきた頼朝には眩し過ぎる。
あまりにも澄み切っているが故に自らを写してしまう鏡のように。
自分をたて、自分を敬う出来すぎた弟への頼朝の複雑な想い。
うあー、この後の兄弟対立の歴史を知っているだけに
これは切ない場面ですよ。もう、やおいねーちゃん悶絶必死!