えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

ボンブラ楽曲大賞用コメント

http://d.hatena.ne.jp/scarab/20020717


●1:恋の課外授業
「カラオケ」と「ドライブ」。
私がガールズポップに求める魅力は極論すればこの2つの分けられます。
(いや、ドライブは実際にするわけじゃないんだけど雰囲気としてね)
「カラオケ」はボーカルが前面に出てて歌謡曲的な起承転結がわかりやすいキャッチーなヤツ。「ドライブ」はボーカルとバックトラックが渾然一体となってグルーヴを生み出してる曲で疾走感のあるヤツって感じなんですけど、そういった意味では2ndシングルってのはその表題曲とC/Wにそれぞれの代表格であり最高峰でもある曲が収録やっぱり最高だったなと。もちろん『だって女の子なんだもん』がカラオケタイプで、『恋の課外授業』がドライブタイプね。
で、じゃあ傾向の違う両者のどちらを上位に置くのかは最後まで迷っていたんですけど、リピート


数で『課外授業』を1位にしました。普段だったら好みの問題で絶対にカオラケタイプを上位にしてたし、実際リリースされて1年以内なら断然『だって』の方をよく聴いてたんですけど、月日が経ってファン的な視聴姿勢が薄れると最終的には聴き心地の良いドライブタイプの方が音楽としてはよく聴くようになるということなんです。この時期の投票だからこそその逆転が起きたと。


ちなみに『バカンスの恋』もドライブタイプの代表として投票を考えたんですけど、そういう意味ではリリースが遠い分、逆に『課外授業』の方が有利になったような気がします。
愛・夢想・論理




●2:だって女の子なんだもん!
楽曲、パフォーマンス、言葉遊び、笑い、ライブ向けコール&レスポンスとボンブラの持つあらゆる魅力が凝縮された、まさに表題曲にふさわしい一曲。『POPーJAM』で披露されたこの曲に衝撃(笑撃)を受けて次の日に初めてボンブラのCDを買ったという思い出深い曲でもあります。あの時は「マラカス飛んだぁ!」と大笑いして見てたっけなぁ。PVで明らかに弾いてないのに中央で「オレが主役だ!」とばかりに風に吹かれてポーズをキメてる外人のおっちゃんとか大好きでした。元々アイドルファンじゃない私にはそういう「お笑い」のフィルターがあることで10代の女子アイドルを抵抗なく受容できるという面もあるので、あんまりマジメになり過ぎないで欲しい。


「WHAT CAN I→わかんない」みたいな初期楽曲によく見られた言葉遊びは特筆するほどの要素ではないけど、なにげに好きでした。刺身のツマみたいなもんですが、ツマのない刺身はやっぱり淋しいし。
だって女の子なんだもん! もったいないんだもん!



●3:O.K.!
関連ナンバーの曲名が次々と繰り出される歌詞や「B・O・N! B・O・N!」とグループ名を叫ぶ合いの手があったりして、継続的にお付き合いしてるファンには嬉しい一曲。ライブ空間で「B・O・N!…」と叫ぶと体感による認識の強化によって実際以上にボンブラを好きな気分になれます。国威高揚ソングとでも言いましょうか。そういうの抜きにしてもパンチの効いた部分と伸びやかな部分の両方の魅力がバランス良く詰まってて、単純に曲としても楽しめます。
B・O・N! B・O・N! B・L・A・N・C・O!



●4:涙のハリケーン
「カラオケ」←→「ドライブ」で言えば典型的なカラオケタイプですね。だからこそ嫌いな人もいるんでしょうけど、ただそっちの方向に突き詰めている分、外への突破力はある曲だと思います。ボンブラを知らない人に紹介する意味でカラオケで披露するなら、やっぱりコレか、『だって』を選びますしね。『Mステ』での迫力満点のパフォーマンスも印象的でした。あそこでもっとブレイクすると思ったんだけどなぁ。
嵐に抱かれて夢からジャンプ! (゜∀゜)<ジャンプ!



●5:この手につかんだ未来地図
前述の「パンチ←→伸びやか」の要素だとこれは伸びやかな魅力が発揮された曲。なのに現場で聴くと「フワフワ」の合いの手が入って伸びやかさや音楽的な粗密を阻害するのであまり楽しめないのが残念。あのコールはホントなくなって欲しい。
断然今よりきっともっと自由な僕らがいるはずさ