えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

乗り換え・機種変更

引っ越し先での外食の記録を取っておきたくなってですね、カメラの性能を求めて携帯電話をiPhone5cに変えました。ついでにキャリアもモーヲタにとって大恩のあるauに替えました。SoftBankの人に乗り換え理由を聞かれたので「CMにモーニング娘。が起用されているから!」とあらん限りのドヤ顔で答えてやったわ。


最新ITツールの使い勝手の感想的なものを求める人もいるかもしれまんせんが、私これの前使ってたのガラケーの中でも古い方なんですよ? んなもん、とにかくまだ操作に慣れてなくて今のところ不便さしか感じてませんよ!(泣)


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今こそが最高

One・Two・Three』で鮮烈な新生を果たしたモーニング娘。ですけが、『One・Two・Three』〜『Help Me!!』の頃まではMVの制作体制が悪かったのか、通常のMVよりもダンスショットの方が明らかに魅力的だったと思っています。また今よりもずっとボーカルメンバーが固定されており、全員の力が活かされているかは疑問の余地がありました。ただその二つの問題は徐々に解決に向かっていきました。ボーカルはメンバーの成長と、田中さんの卒業と共に徐々に分散し、またMVは『ブレインストーミング』の頃から明らかに良くなってきたと思っています。


そんな『ブレインストーミング』からは両A面攻勢が常態となってきました。ただですね、「今のモーニング娘。のA面曲」とするならば両方のジャンルをEDM&フォーメーションダンスに絞らなければいけなくなった。その結果、『ブレスト』&『君さえ居れば何も要らない』と『わがまま気のまま愛のジョーク』&『愛の軍団』はそれぞれ両A面の2曲間の距離が近くなってしまっていたとも思うんです。そして両者が近ければ、どうしても自分の中での2曲間の順位がハッキリとついてしまって、結局どちらかがカップリング的なポジションになってしまっていたように感じていました。


トリプルA面『What is Love!?』/『笑顔の君は太陽さ』/『君の代わりは居やしない』の時は、それでも3球をうまくコースを散らして投げ分けて来たという印象。ただしそれぞれが球間の距離をとった分 ド真ん中の球はなかったようにも感じました。ただし連続1位を獲った事の効果で、この頃になるとタイアップにはどんどんと恵まれるようになってきたんですよね。J-MELOのテーマソングになったり、正月のドッキリ特番で大々的に披露したり、オリンピックの公式応援ソングになって首相も参加する壮行会で歌ったり。華々しい舞台が次々と用意された。また事務所も、巨大看板に全国イベント、そのイベントの模様の動画配信 etc… とプロモーションも気を抜かずに継続してくれて、娘。達がどんどんとビッグサクセスへの道を駆け昇って行く様を一緒に並走する気分を楽しめたものです。


そして今回です。お茶の間に流れまくるauのCM曲というおよそ考え得る最高のタイアップを引っ提げての新曲リリースですよ。こうなったら両A面とは言え実質的にはタイアップ曲が主役で、もう一方はカップリング扱いなのかなと思うじゃないですか。なのにこれがまたもう一方もタイアップ曲と堂々と正面を張れる素晴らしい曲で! 今回は両曲が今まで以上に明確に方向性が分かれていて、それが互いを際立て合って双方に鮮烈な印象を与えていると思います。まさに理想的な両A面のあり方でしょう。


常々思っている事ではありますが、こんな風に改めて振り返って見るとですね、「新生モーニング娘。」となって以来私の中ではモーニング娘。は音楽グループとして、どんどん良くなっていってるんですよ。それが凄いなって。今回、もし1位を獲れれば5作連続となって、それはそれで凄いし素敵なのですが、私にとしてはその間にモーニング娘。が私にとっての最高値を更新し続けてくれている事の方が遥かに感動的なのです。


リリースごとに最高点が更新される歓びを、リアルタイムでメンバーと共に味わい、そしてその感動を多くのヲタ仲間と共有するというこの感覚。まさにモーヲタとして至高の喜びであると感じています。



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『時空を超え 宇宙を超え』


アライブ・モーニングの宮元さんも書かれていた通り、美しいメロディと透明な違和感が響き合う美しくも壮大な曲。


この曲を聴いて私の中で浮かぶのは十連惑星の死と再生を踊る女神達のイメージ。そして違和感の根源でもある終始ポロンポロロンと鳴っている高音−−サンプリング元はピアノなんだろうけど、加工されてピアノらしからぬ感触を持つあの音−−は生命の象徴なのです。本来なら温かみを感じるはずの生命の響きも、星の寿命という久遠の単位に引き延ばされた時空の中では、種の発生とその終焉までもがあのような0と1に明滅する硬質な高音の瞬きとなるのではないか。それは私達が決して日常的には感じる事のない命の姿。だけど、遺伝子の中には確かにそんな生命の歴史が刻み込まれており、どこか郷愁すら感じさせる。


そんな命の瞬きに包まれながら、悠久の刻を踊る星乙女たち。
死んでは生まれる新しい細胞、新しい自分、新しいモーニング娘。新しい星…… 
彼女たちの躍動する命が、まさに時空を超え 宇宙を超えて、壮大なテーマと一つになっていく様を感じるのです。