えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

ステーシーズ 少女再殺歌劇

今日は19:00から「ステーシーズ 少女再殺歌劇 本番」 のUSTREAM放送があります。私が見たモーニング娘。の舞台の中では一番好きですね。PCで見ても1575円の価値はあると思います。私もこれでもう一度見ます。
(『LOVEセンチュリー』も好きなんだけど、あれはまんま「モーニング娘。」を題材とした物語なので、1回しか使えない規格外の反則技みたいなものだから)


この舞台は関西で活躍する劇作家から上がった企画で、「物語上『少女』のイコンが必要だったので娘。を起用した」という成り立ちのようです。私は最初から「モーニング娘。に何かをさせる」という企画主旨の舞台よりは、こういった「娘。を活用して何かを表現する」というあり方の方がアイドルの特性に沿っている気がします。そもそもソングライターが歌世界を表現するために「少女」の存在を必要として生まれるというのも、アイドルの一つの側面なわけですからね。そして「少女」の概念を体現する存在(=アイドル)としてであれば、間違いなくモーニング娘。は一流なのですし、そこにグループとして参加する意味も生まれるのだと思います。


(その昔ラジオで松浦亜弥が「曲作りにも挑戦したい」と発言した際に、同席していたユーミンが「誰かから表現を託されるのも素敵なこと」だと諭したということがありました。他者に楽曲提供をすることも多いユーミンならではの慧眼だと思います。若いうちは自分の主体性の幅をより広げたいものだろうけど、だけど自分で曲作りまでしていたらそれはもうア−ティストであってアイドルではない。作り手の自意識から離れた場所で、馬齢を重ね人生の辛苦を舐めた上で紡ぎだされた言葉を諳んじながら、憧憬の対象となる無垢さ、無邪気さ、無自覚の肯定力を体現できることは、アーティストにはないアイドル固有の魅力だと思う)



活躍が多いのはフライヤーにも載っている田中(詠子)・鞘師(モモ)・工藤(ドリュー)の3人ですが、ステーシーとして全員で歌い踊る場面は多いので、他のメンバーのファンも楽しめると思います。また今回に関しては、他のメンバーのファンが見て改めて田中さんが好きになるまである。




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