2011-06-24 読了 『八日目の蝉』 (角田光代:中央公論新社) ★★★★★ 決して全うされるはずのない、予め失われることが約束された幸せの日々の描写に胸が締め付けられる。そしてそこから旅立って生きる人々のいじらしさにも。 楽園を失ってなお生きねばならないすべての人へ。