えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

至宝の9期

昨日の『美女学』を見てて、本当にモーニング娘。の9期は国宝級の人材がそろったなぁと感動してます。本当に久しぶりに「すごい」って思ったもの。


体をクネクネさせながら
「どうしましょ〜 オホホ〜 出たいんですけど、出たくないんですぅ」
と初本番前の緊張と喜びをニッコニコ顔で語る鈴木さん。加入数カ月でカメラの前でこんなに委縮せずに感情を出せる子って今までいましたかね? これはすごい資質だし、きっと他の4人も鈴木さんに引っ張られてる要素は大きいと思います。鞘師さんとかも、スキル面での矜持はしっかり持ちつつ、こういう面で鈴木さんをライバルとして意識していけば、かなりイイ具合に成長しそうですもんね。


終了後、汗まみれになって皆さんそれなりにルックスダウンしてる中で、ハッとするような美少女ぶりを見せつける鞘師さん。まだオーディション風景でしかそのパフォーマンススキルを目にしてはいないけど、そちらももちろん楽しみです。


「俺はこの子と一生セックルすることはないんだ…死にたい…」という気分にさせる色気を醸し出す終焉後の譜久村さん(14)。彼女の場合はエッグでの下積みからの昇格というウェットなドラマもあり、フレッシュでありながら委縮しない程度には場数を踏んでいるという理想的な「スタートダッシュできる新人」の状態ですよね。でもともかくも彼女の場合はまずはその色気こそが余人に替え難い才能だと思います。


で、生田さんなんだけど、今のところ他の3人ほど突出した部分はなくて、「普通」だ。番組ではスキル面で「問題児」なんて言われていたけど、今のモーニング娘。に昨日まで一般人だった子がすぐについていけないなんてことは当たり前のことで、やっぱり普通なんだと思う。でもこれがすごくいいアクセントになっている気がする。才能がある人間ばかりだと見えづらくなってしまう「普通の子が一夜明けてたらモーニング娘。!」という今のモーニング娘。が提供できる最大のドラマティックさを彼女が思い出させてくれる。なんか上の3人だけだと、新人でもこれくらいできて当たり前に見えてしまうから。ここからの成長物語もまたよし。持つ者と持たざる者の対比があって、それが一緒に頑張れるというのはやっぱり美しい。



一方でこれだけの人材を得てなお、本気で売り出そうと思い立てない事務所には落胆しますけど。本気ってのは現場が頑張るってだけじゃなくて、上がちゃんと予算を組むってことね。