えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

ストレスレス

思い起こせば会社員をしていてストレスを感じた要因は
一つは自分への評価が賃金に反映されてないと感じること、
もう一つは同じ部署に使えない人間がいることだった。


最初の方のヤツは思い上がりだと言われるかもしれないけど、いや、その時期は人が抜けてマジ大変だったんです。毎月特集や別冊を担当して雑誌を支えているような状況で、大変だね、すごいねと上の人は口では言うクセにそれを賃金に反映させようという気配はない。それは腹立たしかった。
(ちなみに、あんまりだと専務に直訴したら内緒でボーナス15万足してくれた)


もう1個の方は、同じ部署である以上、使えない人間の給料は仕事ができる人間が出すことになる。無能でも悪意がない人間だったら普通は許せるんだけど、そいつを自分が養ってやってるんだと思ったら、かなりイラッとくる。で、その時は私は部屋では編集長に次ぐ立ち場に一応いたから、どっちかと言えばイラッと来てそいつへの当たりがキツくなる他の編集部員を宥める方だった。だから余計にストレスが溜まる。



まぁ上記は、今となって振り返ればなかなかに鼻もちならない考えだなとは思います。どっちも「自分はできる」と思っていることが前提ですからね。まぁ、若かったし。今はフリーランスで仕事をしているので、自分への評価は仕事に直接反映されますから、少なくとも当時よりは自分の力量を正しく評価できていると思います。




で、何が言いたいかと言うと、パターンは異なるだろうけど、結局、仕事の上でのストレスというのは他者との関わりの中で発生するものがその大半だと思うんですよね。現に今、私はフリーランスという立場でほとんどストレスなしに仕事をしていますから。だけど、一人でできる仕事の規模ってものにはやはり限界があって、ダイナミックに事業や社会に関わることは難しい。ストレスがないことは良いことだけど、その代わりに失うこともある。どんなことにも良い面と悪い面があるんだなぁというお話でしたことよ。