前回の続き

ＡＫＢのアルバムを聴いて、一部楽曲の秋元臭にドン引きしてしまったＴＫ。しかしそんなＴＫの元へ一通のメールが届く。

そう、ＣＤが届く以前、やはりＡＫＢを語るならチームＡは見ておきたいなと申し込んでいた劇場公演を申し込んでいたのだ。倍率40倍と聞いていたので「ものは試し」程度のテンションだったのだが、祭日にも関わらずこれが見事に一発一中。まるでＡＫＢに対して下がっていたテンションを見透かしたかのようなタイミングである。何かの罠か!?　そういぶかしみながらも訪れた劇場で渡されたチケットには……

整理番号〜〜〜〜（パンパン パパンパパン！）
フォーリィエイッ！

啓示めいた獣の数字の烙印におののくＴＫ。
そこに開演を告げる板野友美の声が厳かに響きわたった。