えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

撮影会

秋葉原のアイドル撮影会に関しては
関係者に見られても良いバージョンはこちらで。
http://ameblo.jp/tk3838/entry-10298519789.html


要はほんのちょっと知った子がゲスト出演するってんで行ってみたんですよ。
まぁ、1回そういうイベントも見てみたいとは思ってたんで良い機会かなと。 客層はハロヲタよりもさらにくすんでる感じでした。


お客さんと言えば一人ね、アイドルさんに後向いてもらって延々と尻撮ってる人がいたんですよ。 「お尻を突き出したセクシーポーズ」とかじゃなくて、ほとんど「気をつけ」状態の直立後ろ姿を、持ち時間いっぱい使って延々撮ってる。それ見て「スゲー!」って思いましたね。 いろいろあってアレに辿り着いたんやろうなっていうオタクの年期ってものを感じました。


自分が本当に好きなのは何かって、実は正確に把握してる人は少ない。だからこそ「こういうの好きでしょ」「こういうの流行ってますよ」っていう広告業が成立するわけですし、ほとんどの人はそうやって他人の意見や流行や権威に流されて、「好きだ」・「欲しい」と思わされたものを消費しているに過ぎない。その点、このお尻の人はまったく違う。他人の目とか、世間の価値基準とか流行なんかには一切流されない境地に辿り着いているわけです。 自分というものを知悉している、故に揺るがない! 


その時はメインのアイドルさん一人の撮影タイムで、 私は会場の一番後ろでゲストの子とずっと喋ってたんですけど、その尻の人が撮影終わった後、後ろにはけてきてゲストさんに「気持ち悪くてすいません」的なことを言ったんですね。 私思わず
「いや、カッコ良かったですよ!」
って横から言ってしまいましたから。




で撮影会ですが、


「対象のアイドルが好き」であるか「カメラが好きな人」であれば楽しめると思います。特に対象のアイドル好きなのであれば、あれだけ近くで見れて、撮影&握手なんだから、ハロプロとかに比べればかなりコストパフォーマンスは良いと思うんですよ。


ただ、そのどちらもないと正直どうしようもないイベントではありますね。なんというか外に広がる要素はいっさいないし、またあれ以上の規模だとそもそも時間がかかり過ぎて成立しないでしょう。


購入したDVDの方はさらにハードルが高くて、まったりしたBGMに乗せて、ちょいエロな衣装着たアイドルさんがベッドの上でゴロゴロしたりしてる映像に、軽いインタビュー音声が被せてあったりするのが延々と流れるというもの。劇場版『ボトムズ』とかストリップ小屋みたいな、ある種の伝統芸能ですね、こりゃ。直接的なエロとしては実用性が低過ぎるし、アイドルさんの素性がわかるほど素顔に迫っているわけでもない。笑いもない。歌もない。外の人に説明可能なニーズってのは何もなくて、もうこれ買うことそのものが目的と化している人が買うもののような気がします。八戸観光案内という軸があった藤川ゆりたんのDVDの方がまだ見れましたわ。


なんだろ。


このイメージDVDというジャンル。


ここからブレイクする人は絶対にいないし、 絶対にそんな数も出ないのに何かのために存在している…。明日にはつながらない日銭を稼ぐってだけなんだろうか。
(「グラビアでブレイクした人のDVDが売れる」ってことはあるだろうけど、イメージDVDからブレイクした人ってちょっと想像できないでしょう)  そりゃあハロプロぐらいのメジャーレベルでDVD出したらランキング1位とかになるわなって思いました。



追記
イメージDVD売れるのは結構売れるらしいです。原価率も低いから、収益性も悪くないとか。そうなんやぁ…