えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

毎日新聞

毎日新聞社が海外向けのウェブサイトで、あたかも日本の女性が淫乱であるかのような低俗な記事を捏造混じりで配信し続けていた問題について。

性ファンタジーに関するものだったので、当初は腹立たしくはあるものの


「こんなものまともな人は信じやしないだろ」


って思ってたんですよ。だけど、海外で危ない目にあった女性の体験談をいくつも読んでわかったんです。まともな人が信じないからって問題がないわけじゃない。むしろまともじゃない人が信じることの方がよっぽど問題なのだと。



一部の頭が悪い人は、常に見たいものを見、信じたいことだけを信じます。
そして己の自分勝手な欲望に対する都合のいい理屈を常に求めています。
そんな人にとって毎日新聞のサイトは格好の名分を与えることになるのです。
「こんなもの」と私たちが軽視していることが
海外で日本女性に深刻な危険を招いているかもしれないのです。


そもそも、マスコミはアニメやゲームといったフィクションですら
「現実と虚構の区別がつかなくなり・・・」などと
犯罪の原因になるものだと主張しているのです。だとしたら、
自分たちが「事実」として配信した記事が
犯罪を呼び起こさないと、どうして言えましょうか。


社会の公器として、その責任はどこまでも厳しく
追及されなければならないと思います。



参考リンク
エクアドル在住邦人に危険
http://nanmei.at.webry.info/200807/article_1.html