えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

朝まで生えだは




♯東京在住

『おじゃまします。結婚しなくたって子供は出来ますけど。いま言われている少子化は堕胎児が実際に誕生すりゃ解消します。結婚と出産が結びついてる観念と社会状況が変化しないと。それよりもなんで少子が悪いのでしょうか。世界的には人口が増えすぎてそっちの方が問題になっております。日本人は人口爆発の抑制に貢献してますけどねぇ。』




一ふぁん

『発言の問題点は、産みたくても産めない状況にしてきた政治家たちが自分の責任を棚上げにしてる点ではないですかね?

しかも世の中、子供を産めない欠陥品の「機械」もたくさんあります。そういう「機械」にも感情というものはあるんですよ。


>東京在住さん

まず、「そもそも少子化は悪か」という根本的な議論ですが、いろんな意見があるのは存じておりますが、その判断はこの辺で論点を確認して各自判断して下さい。とりあえずここでは政府と同じく改善すべきことだという前提に立って話を進めさせていただきます。



まず、「世界的には人口が増えすぎ〜」という点ですが、国連の場ならともかく、日本という行政単位における政策議論なわけですから、世界のことを引き合いに出しても意味がないですね。インドやアフリカで増えた子供たちが私たちの年金を払ってくれるわけではありませんから。



>堕胎児が実際に誕生すりゃ解消します。

という意見は根拠不明でちょっと首をかしげてしまうのですが、とりあえず中絶といっても、そもそも母親が出産を望まない場合と、それを望んでいても外的要因(例えば労働条件や経済的事情)でそれが躊躇される場合と二通りありますよね。まず前者はどうしようもない。妊娠してしまったらどんな場合だろうと絶対に出産しなければならないとなると、それこそ深刻な人権侵害の恐れがあります
(そういう意味で私は一部カソリックの教義には反対です)。そして後者の場合、出産を躊躇する要因を緩和・除外する社会的なケアを充実させることは、通常の家庭における2人目、3人目を推奨する政策と対立するものではないと思われますので、現状の議論に内包されていると考えていいんじゃないですかね。。





>一ふぁんさん

あの発言のどこが「自分たちの責任を棚上げしている」ことになるのでしょうか。

発言の原文に当たられました?

>では、人口の現況はどうか、平成17年の国勢調査を受けて

>特に、2030年にたとえば30歳になる人を考えると今、7,8歳になってなきゃいけない。



要するに「出産を機械的な生産に例えると」ってことですよね。決して「女性は産む機械だ」なんて言ってるわけじゃない。あくまで例えです(まぁ例えとしてはわかりにくくて上等じゃないけど)。ましてや生めない女性にどうこう言ってるわけじゃないのは普通の国語力なら理解できるはずです。



そもそも棚上げもなにも、私は今この件に関して責任を取るべき人は特定できないと考えています。というのもこれまで対策らしい対策はほとんど取られていないからです。強いて言えば全員が悪い。それに対してオマエが悪い、いやオマエの方が悪いという不毛な責任論を交わすよりは、議論を先に進めて一つでも対策を実現することの方が現実的でしょう。





あと小子化対策というマクロな問題で、「子供を産めない人もいる」といったイレギュラーな事例をいちいち持ち出して議論を停滞させるのは誰の得にもならないと思います。それが現状で一番安定したシステムである以上「両親がそろっていて、ちゃんと結婚していて、子供を産みたがっている家庭」という一番標準的なケースを想定して、そういう標準ケースをいかに増やすか、その人たちにいかにたくさん産んでもらうかを考えるのは効率的な対策と言えるでしょう。まずはそこから考えないと。産めない人やシングルマザーといったそこから漏れるイレギュラーをどうフォローするかは、その次の段階として考えるべきことです。そういう場でこそ社民党共産党といった人権派、リベラルは本領を発揮すればいい。



つまり、与党が父権的ダイナミズムでマクロな政策を動かし、そこから弾かれてしまう人をどうフォローするかをリベラルな野党が考えるという形が理想だと私は思うんですね。「日本を良くしよう!」という目標は本来同じはずなんだから、それぞれの特性を活かして力を出し合えばいいじゃないですか。なのに野党はそれを放棄して、この問題を与党を攻撃する道具に使っているように見えます。私が非難するのはそういう不毛な姿勢です。





・・・それとも「日本を良くしよう」なんてさらさら思っちゃいないのかな。




♯okb
結婚して家庭を持つ人よりも、結婚しない(できない)人が増えている方が問題じゃないかと、30代後半でいまだ独身の自分は思います




t0nari

出遅れちゃった。そう、前提の提示なんですよね。


>ちょっと待って!今okbさんがいいこと言った!(AA略)

同じく30代独身として激しく同意です。

結婚しない人が増えているのは、共同体への参画意識が薄れたことなんかとやっぱ関係あるんですかね。個の自由を尊重し過ぎた結果かしら。


前提でからんで先を進めないことに何の意味があるんでしょうかね。







♯妊婦

はじめまして。今現在妊婦ですが、結局言いまわしの問題をぐちぐちと攻めているだけのように思います。前向きじゃない話しはいい加減税金の無駄遣いと思ってやめて、その分病院代を減らすなりしてくれればいいのに、とか身もふたもないことを考えますよ。国会のあるべき姿に戻して欲しい。

誰かに強制されて子供を産むのではないのですから(義務だと思ってそれを決心する、しないはあるにしろ)人を攻める良い口実にされているようで、それがなんだか気分が悪いです。

私はハロプロデビューできるくらいの美人さんが生まれたら良いな♪なんて、気楽なことを考えたりしますが、それが理由で産むと決めるわけではないですしね(苦笑)


初めまして。こうして実際に女性の方から意見をうかがうと「全女性を代表して柳沢大臣を追及・・・」云々が空しく聞こえてきますね。出産費用の軽減などを持ち出すと、すぐに「税金でそれを賄うのは出産しない人/できない人に不公平だ」って言い出す人がいますね。だけど私は、この社会の恩恵を受ける以上は、その種の不公平は甘受すべきだと考えています。社会みんなで出産祝いをあげるくらいの気持ちでいればそんな気にもならないと思うんだけどな。



目指せハロプロデビュー! で、どうか元気な赤ちゃんを産んでください。ってまずはお子様が大きくなるまでハロプロが続いてなきゃね(w





♯magicblow

やる気になれば色々できそうだけど政府に少子化をどうにかしようとする気があるとは思えません。フランスの少子化対策にふれたブログがセキュmemoにあったんで参考に。

http://diary.nttdata.co.jp/diary2007/01/20070130.html


>magicblowさん

小子化対策には大きく分けて

①従来の価値基準での子供を産む層を増やす

②それまで産めなかった層を産めるようにする

というのの2種類あると思うんです。①は端的に言えば結婚しろ、産めや増やせってことですよね。多分、これを推奨することには誰もさして抵抗はない。


ただ、政治家を含め年輩の方には②の方は抵抗あるんじゃないですかね。結婚せずに子供を産むということが当たり前になって欲しくはない、現状のモラルや価値基準がこれ以上崩れて欲しくないという気持ちがありそう。だからやる気がないというよりは、そこの部分にまで思い切って踏み込めないって感じじゃないでしょうか。



リンク先を拝見して、書いてあることは概ねわかるんですけど、最後の柳沢発言のところだけは「なんでそうなるの?」ってすごく唐突な印象です。この人発言の全文見て言ってるのかな。選挙で選ばれた議員を揚げ足取りで簡単に辞任だ罷免だと言ってていいのかな・・・。