えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。


「<女性は子供を生む機械>という問題発言が…」



上のような言い回しを報道番組で見る度に頭が痛くなります。


現実的な大前提の話だよね。出産適齢期の女性の頭数は限られているから、少子化を防ぐには一人頭の出産数を増やすしかないっていう。それはどう考えたって動かない。政治家はこの現実を前提として共有して、「じゃあどうしたら女性が2人目、3人目を産みたくなる社会が作れるのか」ということを話し合わなきゃいけないのに、前提部分の言葉尻をとらえた揚げ足取りに終始して議論を進めようとしない野党。見ていると、この人たちは小子化には本当に興味がないんだな〜としみじみ感じます。多分自分らが政権取るなんて想像もしていないから、こういう問題も完全に他人事で無責任に振舞えるんでしょうね。



現実問題として、もし2人、3人と出産するのであれば、よっぽどのバイタリティがない限りはどうしたって女性はけっこうな期間 専業主婦にならざるを得なくなるじゃないですか。これはもういくら男性がサポートしてもどうしようもない部分に思えます。だから主婦になることが「負担」や「犠牲」なのではなく、幸せで喜ばしく尊いことなのだと思える環境や価値観こそが求められるのでしょう。


でもそれってきっと実際に親にならないと実感できないことですよね。私にもそこまでの実感ないですし・・・。あとこの時勢に嫁さん+子供を2人養えるかと言われると、尻込みするのも正直なところ。っつか相手いないし・・・。


ただ、この年になると子供がいる友人・知人がぼちぼち増えてきまして、彼らを見ていて、これまでにはなかった実感として、「やっぱこれが幸せの形だよなぁ」という気持ちは年とともに強くなってきました。やっぱ自分のような自由業で家庭も持ってないとなると、社会のフリーライダーとまではいかないけど、「申し訳ない」というような気持ちはあるのです。最低限税金は納めて自分の面倒は自分で見ているけど、共同体に対するプラスアルファの貢献ができてこそ立派な大人なのだという認識はあるので。日本の国としてのありようを考えた時に、自分に一番求められている義務の一つがそれこそ結婚であり、子作りなのでしょうからね。


いや、ボクだってギム果たしたいんですけどね・・・