えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

むらかみ

14・5歳は私の擬似恋愛の対象範囲外でして、あくまで「かわいい女の子たちが頑張って夢を叶えて幸せになる」っていう物語の中に「ファン」という役割で参加させてもらうってのが℃-uteハロプロ)に対する私の基本姿勢なんです。だから私は一度も握手会イベントに行かなくても満足だったし、物語への参加チケットとして出されたCDを買って、たまに前座やハロコンで見かけて、そうやって「ファン」としての日常を満喫できていました。そしてそんな距離からでも、彼女たちの輝きと幸せな空気は伝わっていました。


そういう姿勢だから「物語」へのダメージが一番こたえるんですよね。正直、物語が解体され尽くした後のモーニング娘。からコンコンやマコが卒業すると聞かされた時よりも今回の方が数倍ショックでした。物語が解体されてしまえば、私のような生態のファンはとっかかりを失うわけで、結局は推しメンヲタ傾向というか、各メンバーに対する志向だけが残ることになってしまいます。だけどそれでは広がりに限界があることは、もう先例を見ても明らかなんですよ。


℃-uteという幸せな青春を過ごす」というストーリーへのダメージは、すなわち残されたメンバーへのダメージでもあります。ですから事務所が村上さんに対してどういう処断を下すにしても、あるいは村上さんがどういう決断を下したとしても、公的な筋書きを用意した上でその「物語へのダメージ」を最小限に食い止めるための演出を施すのが事務所の職業的責務だと思うんですが。というかそれは℃-uteってアイドルグループを運営してヲタから金を巻き上げて自分らが儲けるためには最低限必要な創意工夫ってヤツじゃないの? どうして自分の仕事に対してそんなに無気力でいられるの? 
(筋書き用意しても演出はなしって、アンタまるきりSSMの仕事と同じですやん・・・。なんでハロプロの周囲にはこんなに人材に恵まれないのか)



晴れの日があるから
そのうち雨も降る
すべていつか納得できるさ



彼女たちが主体的な人生を送る限り、いつか納得が訪れることは知っています。きっと今回の件も含めて すべてがこのためにあったのだと、そのように幸せを噛み締める瞬間が来るのでしょう。今でもそのことに関してだけは、微塵も揺らぎなく信じています。他人を幸せにできる力を持った彼女たちが、必ず幸せになるということだけは。


だけどファンというのはどこまでも受動的でしかいられない存在です。そこに納得が訪れることはなく、彷徨い続けることしかできない。人は自分で歩んだ人生でしか納得なんてできないのです。



私はかつて奇跡的に福音に恵まれました。
だけど、それが何度もある軌跡だとは思えないのです。