民主党

前原代表への批判に対して抱いていたモヤットがマーケットの馬車馬を拝読して幾分かはスッキリと。もちろん民主党の最大の問題は左右取り揃えた寄り合い所帯のせいで党としての座標軸（リンク先のグラフにおける縦線の位置）を有権者に対して明示できない点でしょう。「与党との対立軸を明確に」という党内からの批判も、要するに「与党が右なんだから」というのを口実にした「我が党は左でいくべきだろう」という党内左派による党方針の綱引きがこういう切り口で顕現したということなのだと思います。が、それはそれとして、リンク先の理論は思考モデルとして頭に入れておいて損はないものです。

政治的な問題を経済学的合理性によって読み解いてくださるこのサイトは、イデオロギー対立や感情論とは無縁の視点を提示してくださるので重宝しています。とにかく中学生でも理解できる言葉と構成で複雑な話題を読み解いていかれるのが驚き。「わかりやすい文章」のお手本のようなテキストだと思っています。学を衒ってやたら専門用語を使いたがる悪文書きに読ませてあげたい。例えばワタシ。