えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

『スーパーサイズミー』

ドキュメンタリー映画スーパーサイズミー』を見た。
あの3食マクドで30日間過ごすやつね。
食ってるシーンがやたらとうまそうでマクド食いたくなるよ。


私もジャンクフードはよく食べる方だけど、なんかこれ見たら
平均的アメリカ人よりはかなりマシな気がしてくる。
あそこまでガバガバ食うことないし、メニューの基本サイズが
日本のは小さいしね。


食文化で言うと学校にジャンクフードが食い込んでる
アメリカの状況はやはり日本人の目から見れば異様に映る。
小学校でコークやお菓子を売ってるんだよ!?
それを考えると日本の給食制度ってのはありがたいもんだね。
結構美味かったし。いろいろ楽しかった思い出もあるし。
今でもたまに食べたくなるもんね。


語り口はマイケル・ムーアほど攻撃的ではなく
前半は実験そのものを無邪気に楽しんでいるようにすら見えるほど。
当然それは当たりを柔らかくしているだけで 米国の肥満社会に対する警鐘は
随所にシニカルに、時には痛烈に盛り込まれている。


ただマイケル・ムーア同様、編集によって印象を歪曲してる
ズルさは当然感じるけどね。




まぁ、30日マクドだけで過ごすっていう
やろうと思えば誰でもできるけど誰もやらないちょっとコミカルな立ち位置を
手に入れた時点で勝ちなんでしょうな。着想の勝利。


あと実験体でもある監督の吹き替えが大塚ホーチュー




同じ監督の米のドキュメンタリーTV番組については
町山智浩さんのblogの19日の日記に詳しいです。
http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/