えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

世代間の断絶

http://d.hatena.ne.jp/musasabi2/20050214/p1
「昔々娘。たちは先輩後輩、年下年上関係なく…」と書くと確かにそんな気になっちゃうのですが、何もすんなりとその境地に達したわけではなく、むしろ1期と2期の間なんかは今以上の高い壁があったように思います。それを突き崩していったのはメンバーの努力と仕事上での成果であり、恐らくそのために最も積極的に行動し貢献したのが矢口さんその人であったのではないかと思われます。だから矢口さんの根本には「自分にできたことがなんでこの子らにはできないんだ」という想いがあるのでしょう。それは「できる人間」の傲慢かもしれません。だけど少なくとも彼女にはそれを言う資格があるのは確かだし、またブラウン管の中に求められているのが「できる人間」であることもまた冷徹な事実。部活や学校ではないのですから。


一つ言えるのは、受け入れる側が必ずしも好意的とは限らないし、意識的にしろそうでないにしろ能動的になれるモチベーションがあるとも限らないということ。むしろ冷静に考えれば考えるほど好意的・能動的になれる要素の方が少ないわけで(自分の出番が減る、それまで築いたものが変質する)、であるなら最低限モチベーションを持って入ってくる側が積極性を発揮するべきだろうと私は思っています。いや「べき」は言い過ぎにしても、結局仕事の場で評価される新人というのは積極性を発揮できる人間だということですかね。「積極的になれる環境を与えられないと積極的になれない人」というのは結局積極的じゃあないんじゃないかとか。


残念ながら加入時の五期メンバーは「好意的とは限らない」先輩に対して突貫できるほどの覚悟もまだできていなかったし、受け入れる側のそういった複雑な想いを感知せず済むほど子供でもなかったのでしょう。あとは単純に人数の問題かな、やっぱ。まぁ、過去のことはおいといてじゃあ今後どうするかって話は来週からの座談会に託されるのでしょう。ただこういうのってカメラの前では効果半減(というか話せる内容が限られる)だと思うので、できれば番組以外でもずっと続けて欲しいですね。