1stアルバム『First Squeeze!』:その2
植村さん、宮崎さんは歌唱力はついたんだろうけど、変なクセがない一方で 歌唱がプレーン過ぎて識別しづらいってのが難だなぁ…。これはこの2人が弱いというより他の3人が強すぎるというのもある。ボーカルとして魅力的な上にキャラクターの個性とも合致してるからなぁ。
■『生まれたてのBaby Love』
オサレ! このオサレ感は編曲によるところが大きい気がします。編曲は松井寛氏。漠然と「東京女子流の人」というイメージがありましたが、wikiで見てみたら『笑顔 YES ヌード』や『鳴りやまない恋のBell』も手掛けてたんですね。やっぱりいずれもオサレな曲だ…。よし、この人は「オサレな曲の人」と認定しよう!
曲は『YES!しあわせ』とか[Disc3]に収録もされている『Magic of Love』にも通じるものがありますね。ソウルフルな歌唱とも相まって、これからもJuice=Juiceが太シスのテイストを引き継いでくれることを期待させてくれる一曲。ちなみに私の頭の中じゃ、
太陽とシスコムーン → Juice=Juice
メロン記念日 → アンジュルム
タンポポ・カン石 → カントリー・ガールズ
Berryz工房 → こぶしファクトリー
みたいな感じで テイストおよび楽曲資産を引き継いでくれればいいなぁと夢想しています。つばきファクトリーは……シェキドル…?
作詞は謎の人・星部ショウ。作曲のmasaaki asada氏はハロプロでは新しい人ですね。wiki見たら灘から京大ですって!
■『未来へ、さあ走り出せ!』
「今すぐさぁ走り出せ!」「行くぜ、私たちの未来!」と非常に勇ましい内容なのに、全編響き渡る電子音がどこかウェットで胸を締めつけられます。前向きなんだけど、歩みを止めたら切なさに追いつかれることを知ってるからこその前向きさって感じ。そのへんが割とシンプルだった『我武者LIFE』とは違って、多層的でグッと来ますね。
編曲も最高! …なんだけどなんで最後「ドーン!」で終わっちゃうのw
■『選ばれし私達』
この[Disc2]唯一のつんく♂楽曲。歌い出しでいきなり「選ばれし私達…! 迫り来る獣達…!」とあって、「お前らは一体何と戦ってるんだ?」というミルコ・クロコップばりの怪訝な顔になります。Berryz仮面とかシツレンジャーとかその系譜でしょうか…。
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犬山さん、吠える!
フジの『みんなのニュース』でつんく♂氏が新しい子守唄をプロデュースしたという話題で、犬山紙子さんが
「つんく♂さん本当に努力の人で、つんく♂さんがやられてるハロープロジェクトの今の女の子たちもみんな努力家なので、その精神なんだろうな、すごく努力されてるんだろうなと思います」
犬山さんはさらに『ガタメキラ』の「ダラッダーララァ!」などを例に挙げ、ハロプロ曲に挿入されるつんく♂ボイスのことを取り上げ、「これが聴きたくて聴いてるフシも…」などとヲタにはあるあるだけど一般人には決して理解されない事を供述した模様w
「ハロープロジェクトの今の女の子たち」って「今の」をつけるあたり、「黄金期しか知らないような人にも今の子たちを知って欲しい!」という熱い気持ちが感じされましたね。姿勢も他の話題の時より前のめりだったしねw
そんな犬山紙子さんのモーニング娘。コンサート参戦感想はこちら。
「モーニング娘。のコンサートに行ってきた」
http://s.webry.info/sp/corokkecorokke.at.webry.info/201312/article_1.html