えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

空我

仮面ライダークウガ』の第48話がプレミア公開されていますね。

この48話ではクウガがラスボスとの対決に臨む場面が描かれます。

 

仮面ライダークウガこと五代雄介オダギリジョー)と一条刑事葛山信吾)は、ここにいたるまで一年をかけて人類の脅威となる怪人たちと共に戦い、さまざまな苦労を重ね、それを2人で乗り越えてきたわけなんですよ。

 

五代君はもともと冒険家というか風来坊で、最初は警察からも怪人の仲間かもしれないと疑われていたぐらいなのにいつの間にか溶け込んで信頼されてという、誰からも愛される自由な魂の持ち主。会う人みなを笑顔にしてくれる人なんです。だけど皆の笑顔を守るためには命も投げ出して怪人と戦う。

 

それに対して一条刑事は長野の田舎で警察官の家に育ち、父が市民を助けるために殉職してからは母と2人、誰からも後ろ指さされないように、父の名誉に傷をつけないようにと、とにかく真面目に生きてきた人なんです。笑顔もほとんど見せなくてさ。そんな一条刑事が五代君と出会って、最初は一般市民である彼を戦いから遠ざけようとするんだけど、その覚悟を知ってからは行動を共にして、その自由な心に触れて、笑顔も少しづつ見せるようになって、でも彼に惹かれるほどに、傷つき苦しみながら戦う五代君に頼らざるを得ない警察組織や自分に苦悩して・・・

 

番組中盤で一条刑事が怪我を負って入院中に絞り出すように親友に弱音を漏らすんですよ。

「あいつが、俺と別れられる日が一日でも早く来ればいいと思ってる。…気ままな冒険が、あいつには一番似合う…」

 

 

それを経て、このラスボスとの最後の決戦に臨むこの動画の場面に至るわけです。

 

ラスボスと対等に戦うためには五代君も究極の力に覚醒するしかなくて、その場合、例えラスボスに勝ったとしても五代君は人格を失って「究極の闇をもたらす存在」と化し人類の敵になってしまうかもしれない。

 

ラスボスとの対決に向かう際に、五代君は世話になった人々や、妹や、好意を寄せ合った女性には、「ラスボスを倒した後はそのまま冒険の旅に出る」と告げて出発するんです。そのまま帰って来なくても不自然じゃないように。だけど、一条刑事にだけは同行してもらうんですよね。

 

最悪の事態になった時に 自分を殺してもらうために。

 

 

怪人たちとの死闘の日々を振り返って

「こんな寄り道はさせたくなかった」

と語りかける一条刑事。それに対して五代君が語った言葉は・・・・・・

 

youtu.be