えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

Juice=Juice・つばき合同オーディション開催について

私がJuice= Juiceの増員に関してまず思ったのは、「初代リーダーと絶対的エースは卒業したけど、まだオリジナルメンバーも残っている」という状況が、2003~2004年頃のモーニング娘。の姿と重なるなーということでした。

 

歴史を俯瞰すると、オリジナルメンバーが全員卒業するまではイメージが一新されず、どうしても「移行期」・「過渡期」という評価になりがちで、そういう時期はグループの輪郭が曖昧になってしまうもの。悪いことにモーニング娘。の場合は、その期間がCD売り上げが落ち続け、メディア露出が減ってゆく時期と重なった。大ブームが反転し世間からオワコン扱いされ始めた時期で、私はそんな時代にリーダーとしてグループを支えていた飯田さんの姿に胸を痛めていたので、正直ヲタクとしてはかなり“しんどい”時期ではありましたね……。

 

Juice= Juiceもやっぱりオリメン3人が卒業するまでの間は「移行期」という位置づけになるのかもしれません。事務所もその後の期を見据えているからこその増員なんだろ
うし。

 

ただまぁJuice=Juiceの場合はそんなに悲観する必要はないのかなとも思っています。多分今なら売り上げがそこまで極端に落ちることはないだろうし、身上たるスキルの高ささえ維持すれば、落ちたとしても昔ほど気にもしないでしょう。コロナ禍という不確定要素があるならなおさら。あとリーダーの朋子さんの性格もサッパリしてるしね。

 

ともかく昔と違って「このままグループが消えてしまうのでは」という最大の不安はないでしょう。ファンもメンバーも「グループの存続」そのものは疑っておらず、「継続のための増員」という前向きな理由はクリアに見えてるんじゃないかと思います。

 

 

それに対してつばきファクトリーは、直前の欠員がイレギュラーな形だったためにどうしてもそこまで前向きには思えないというか、「とりあえず補完」的な印象になってしまいがちなんですよね。

 

だからこそ事務所としてはそこを「Juice= Juiceとの合同オーディション」という形にしたことで目先をズラして緩和させたんじゃないかなぁと。だって合同ったって、本人の意向と真逆のグループに入れるってことはしないと思うんですよね。実態としては通常のオーディションと変わらなくても「初めての取り組み!」と押し出せるのは上手い手だと思います。オーディションの費用も半分に抑えられそうですし。

 

なんにせよ、増員せずに固定メンバーで続けていつか解散となるか、人員を入れ替えて存続させるか。メンバー本人、およびそのファンにとって、どちらがより幸せな選択なのかは、直接比較ができない以上、永遠に答えが出ない問いです。


でも少なくとも私は、解散した℃-uteこぶしファクトリーを応援し続けたヲタクが「不幸だ」なんて微塵も思ってはいませんけどね。