ハロプロ楽曲大賞’18投票

ハロプロ楽曲大賞’18

■楽曲部門

1位：泣けないぜ…共感詐欺／アンジュルム

『大器晩成』以降の自己言及ソングは盛り上がりはするけれども、そればかり続けてたらファンシーンが閉じてしまうわけで、どうするのかと心配していたけど、女性や少数派へのエンパワーメントソング路線にうまく舵を切ってみせました。新路線はうまく定着し、新たに女性ファンを獲得するなど外に開いた成果を上げているように見えます。『共感詐欺』はその路線の円熟を感じさせる一曲。自分は自分。そう思える瞬間こそ女性は無敵！

2位：46憶年LOVE／アンジュルム

『46憶年LOVE』も、少数派を力づけた先の結論としてドロップされたからこそ意味があります。多数派だって切り取り方を変えれば何かにおいては少数派なわけで、じゃあどうすればいいかという問いへの答えが「少数派も多数派も関係ねぇ！宇宙でDANCE！　DANCE！」というのは素晴らしい。ただのお祭りソングに留まらず、エンパワーメント路線の行き着く先として存在するからこそ説得力を持つんだと思います。あと鈴木俊介はいつだって最高！

3位：今夜だけ浮かれたかった／つばきファクトリー

4位：低温火傷／つばきファクトリー

歌詞中で起こる事態の矮小さに対して、そこで思い募る少女の切迫感やドラマチックさはあまりに過剰。このギャップが生む大仰さこそアイドルソングの魅力であり王道だと思います。児玉雨子さんの歌詞世界はつばきが一番ハマるな！

5位：表面張力／つばきファクトリー

ファンキー！　多分インストだけだったら一位に選んだのはこの曲だと思う。あときしもんソロのモア・ファンキーVer.も聴いてみたいなｗ