えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

鈴木愛理

私が彼女に関して強烈に印象に残っているのは、2004年に出たこの『ハロープロジェクト大百科』での一問一答。「地球滅亡の前の日にはなにをする?」への解答。


まだ小学生だった彼女の答えがふるっているんですよ。「その日に一番大きな会場で歌っているアーティストのマイクをもらって自分が歌いきる!」って。すごくないですか? 歌ってるアーティストにも、その歌を聞きに来ている(しかも地球最後の前の日に)お客さんに対しても配慮ゼロの、このむき出しの自己顕示欲! 『むき出しエゴイスティック』とハロプロの曲名になっていそう。


子供だからこそのピュアなエゴイスティックさ。これこそ成熟によって剪定される前にエースが持っているべき資質ですよ。そんな彼女も思春期となり、人間関係の中で成長し、周囲への配慮などを覚えて、『SHOCK!』で歌割を一人で任された際には「それは嫌だ」と泣いてスタッフに訴えるようになるわけです。


そしてここにきて、そういう過程を全部飲み込んで乗り越えて、『SHOCK!』をSSAで(ほぼ)ソロで歌うんですよ? 嫌嫌やってた昔とは違う。4人との絆を確かにその背中に感じながら。まさに「その日に歌ってる一番大きな会場」と言っていいSSAで。なんかすごくないですか? 


これだけ成長し成熟した人格の核に、確かにあの日の無邪気でエゴイスティックな彼女も確かに変わらず存在し続けているのです。そして私は最初に抱いたインプレッションと同様に「やはりコイツはモノが違う」という印象を新たにしたのでした。


追記
そう書いた後に『SHOCK!』に言及したblogが…
https://ameblo.jp/c-ute-official/entry-12283504896.html