えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

第15回 ハロプロ楽曲大賞'16

ハロプロ楽曲大賞。配点はまだ決めてない


1位:『次々続々』 (アンジュルム
イントロの足音を聞いた時点で「あ、殺りに来たな」と死を覚悟してしまう。そしてやっぱり殺られる。「戦闘民族アンジュルム」の面目躍如なキラーチューン(文字通りの意味で)。児玉雨子さんの歌詞のK-POPっぽい語感もハマってます。


2位:『ムキダシで向き合って』 (モーニング娘。’16
今年も来たな星部ショウ楽曲! なんか去年の『愛のダイビング』といい、'90年代に青春を過ごした私にとって脊髄反射的に逆らえないラインを攻めてくるんですよねぇ。突然自信満々なあかねちんのセリフにちょっと笑っちゃうけど、『アプカミ』のレコーディング風景で各メンバーのセリフ収録を見たら、やっぱりちゃんと自分なりのタクティクスと覚悟を持って挑んだあかねちんが勝ったってことがよく理解できますね。


3位:『愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間 』 (アンジュルム
サビで広がる変態ピコピコスペース! テクノというのか、エレクトロというのか、私の中ではこれ系の楽曲ってジャンル的に洗練されていくほど「アイドル楽曲」の範疇からは離れていくイメージで、かと言って『インターネットキューピット』くらいダサくても困るわけで。そういう意味では「丁度いい」。うん、丁度いい!


4位:『どーだっていいの』 (カントリー・ガールズ
船木さんのハスキーな声を生かす最適解キタコレ! それでいてちゃんとカントリーらしい可愛らしさの範疇に収まっているのが素晴らしい。工藤さんにもこういう曲が欲しい…。


5位:『急がば回れ』(こぶしファクトリー
このサビのちょっと大仰なドラマチックさは’00年代のよそのガールズポップでよく聴いたような感じ。Boy styleとかEARTHとか・・・。ハロプロには珍しく間奏明けのサビがタップリあるのもそれっぽい。でそのあたりのグループだったら英語とかかっこいい系の歌詞を当てるところに「急がば回れ」が入ってるあたりはやっぱりハロプロだなと。歌詞的には「謎が解ける」の部分が特に大好きです。



MV部門
『次々続々』 (アンジュルム
上國料さんの新人ならではのフレッシュさと新人離れしたエース感。正直私はアンジュルムではりなぷーが一番ピンとこない人なんですけど、それでもこのMVの「わかってんだよ時に葛藤」のパートにはハッとさせられました。オーソドックスだけどやっぱりカメラを覗き込むアングルは好きですな。


『泡沫サタデーナイト』(モーニング娘。’16
楽曲部門で惜しくも次点にした『泡沫サタデーナイト』はウェルメイドなんだけど、その時のグループにバッチリはまってるかと言えばそうでもない印象なんですよね。このMVみたいなはっちゃけ感がメンバーやパフォーマンスからもう少し感じられれば良かったんだけど。


『夢幻クライマックス』 (℃-ute
洋館の豪奢な一室であの衣装ってだけでコンセプトはもう完成ですよね。℃-uteの場合はあとはパフォーマンスの邪魔をしないだけで映像作品として成り立ってしまう。ただ、あの雷光を演出しているのであろうライトの明滅はちょっといただけない。雷光に見せるなら窓の外側から光らせないと。それができないならもう明滅をやめてパフォーマンスを見易くした方がいいと思う。


推しメン部門
譜久村聖