えだは

モー神通信のTKです。ほんばんは。

制約と創造

『LILIUM』や『SMILE FANTASY』を振り返って改めて感嘆するのは、恐らくは「鞘師と和田のW主演で」とか「全員にそれなりに見せ場を」とか「スマイレージの楽曲を使って」といった、おそらくは事務所発のオーダーをほぼ完璧にクリアしているという事です。それは物語を作る上では大きな制約となったことでしょう。


しかしその制約がもしもなかったとして、同じようにあそこまでの物語が生まれたか、というのも疑問が残るところ。人は意外と「どうぞご自由に」と完全に丸投げされれば何をしていいかかえって戸惑うもの。制約の中でこそ真のクリエイティビティは発揮されるのです。


そう考えると『LYCORIS』で想定される作劇上の最大の制約というのは
「『リリウム』に出演してない役所が生き延びることはない」
という事ではないでしょうか。


制約こそが創造に必要な内圧を生むのだとしたら、ここから生田さんの演じる人物の死こそが大きな見せ場になる可能性は高い気がしますね。生田さんnに壮麗でドラマチックな死が…!


って、ここまで考えたけど、やっぱり生田さんは舞台仕事には出られないというオチかも(汗



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